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FOBAS クラウドストレージキャッシュ

概要

ここ数年、小規模のシステムのみならず、大きな組織においてもデータの長期保管、BCP等の要件からクラウドストレージの利用は進んでおります。
クラウドストレージゲートウェイであるFOBAS クラウドストレージキャッシュ®は、クラウド上のストレージとオンプレミス環境をシームレスに接続するソリューションです。

ソリューションの特長

AWS S3 や Microsoft Azure BLOB ストレージなどのクラウドストレージサービスや、Cloudianなどの各種オブジェクトストレージを便利・快適にお使いいただくためのゲートウェイ製品です。CIFS(Windowsファイル共有)、NFS、WebDAV、iSCSI などのインタフェースを通して、通常のオンプレミスネットワークストレージとして、またファイルサーバーとして、クラウドストレージサービスやオブジェクトストレージをご利用いただけるようになります。

基本機能

1. 多彩なサービスインタフェースの提供
一般的なクラウドストレージは、専用のWebページからアップロード・ダウンロードなどの操作を行うか、API を利用したプログラムを作成する必要があります。FOBAS CSC は、クラウドストレージが提供する専用の API を、企業内で良く利用されるファイルサーバーのインタフェース(WebDAV、CIFS、NFS、FTPなど)に変換し、File エクスプローラ、Mac Finder などから直接、これらのクラウドストレージを利用できるようにします。
提供サービス・インターフェース
  • WebDAV接続
  • CIFS接続(Active Directory連携可能)
  • NFS接続(LDAP連携可能)
  • FTP接続
  • iSCSI接続
2. 快適なパフォーマンス
クラウドストレージはインターネット経由で利用するため、インターネットへの接続速度の制限を受けます。 企業内のイントラネット経由で利用するNASなどのストレージと比較して、データの入出力性能が劣ります。 FOBAS CSC は、ストレージキャッシュ機能を提供し、高速なネットワークストレージとして利用できるようになります。 キャッシュはLRUアルゴリズムで管理され、良く使うデータは常にキャッシュにあり、快適なパフォーマンスで利用できます。
3. 強固なセキュリティ
クラウドストレージのセキュリティに不安をお持ちの方は多いと思います。FOBAS CSC は、データを一定のブロックサイズに分割し、 256bitの暗号化鍵にて AES方式で暗号化し、複数のクラウドストレージに分散配置することが出来ます。 鍵はFOBAS CSC 内で厳重に管理、かつお客さまが任意のデバイスにバックアップできます。仮に、クラウドストレージの中身を盗み見られたとしても、内容を解読する事はできません。
4. 高い信頼性、データ保全性
クラウドストレージは、サービスレベル保障を行っているサービスもありますが、必ずしもそうでないケースもあります。FOBAS CSC は、お客さまのデータに冗長性を持たせて保存することが可能です。分散配置したクラウドストレージの1つが、サービス停止、あるいは極端な性能低下を起している場合でも、冗長データからお客さまのデータを復元し、利用を継続する事が可能です。
5. クラウドストレージ利用コストの削減
クラウドストレージは、格納するデータ容量、およびダウンロードの通信容量で課金される事が一般的です。FOBAS CSC はお客さまのデータを圧縮し、ブロック単位での重複を排除してクラウドストレージに格納する事で、格納するデータ容量を削減する事が可能です。またキャッシュに存在するデータのダウンロードを行いませんので通信容量の削減にも効果があります。
6. 多彩なクラウドストレージ、およびオブジェクトストレージに対応
現在、以下のクラウドストレージサービス、およびオブジェクトストレージに対応しており、今後もさまざまなサービス、製品に対応していく予定です。
  • Amazon Web Service S3 (Simple Storage Service)
  • ニフティクラウドストレージ
  • Yahoo!クラウド ストレージ
  • クララオンラインオブジェクトストレージサービス
  • NTTコミュニケーションズ Bizホスティング Cloudn Object Storage
  • FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5
  • Microsoft Azure BLOB ストレージ
  • IDCフロンティア 分散ストレージサービス
  • IIJ GIO ストレージ&アナリシス
  • GMOクラウド ALTUS オブジェクトストレージ
  • クラウディアン Cloudian HyperStore
  • Basho Riak CS
  • Hadoop HDFS
  • OpenStack Swift
  • Cleversafe S3 互換API
7. スナップショット
FOBAS CSC では、一定期間のファイルシステム上の全ての更新履歴を保存しています。独自のメタデータ格納技術により、履歴が保存された期間であれば、任意の時点のファイルシステムの状態を、後からいつでも参照する事ができます。これを FOBAS CSC のジャストインタイムスナップショットと呼びます。作成されたスナップショットは、Windows 環境から VSS スナップショットとして参照可能です。

高いスケーラビリティ

1. 高い拡張性
ルーズリークラスタ機能により高い拡張性を提供します。システムの利用者や負荷の増大に応じてクラスタノードを追加する事で、柔軟かつシンプルに性能を向上させることができます。
2. 高い可用性
ルーズリークラスタファイルシステムの自動同期機能により、最大10分程度の遅延で他のクラスタノードにデータおよび設定が同期されます。 サーバーの障害時には、他のクラスタメンバを利用する事でサービスの全停止を防ぐ事が可能です。また、わずかなデータの欠損も許容されない場合には、FOBAS CSC の HA構成も利用可能です。
3. バックアップ
FOBAS CSC では 5分間隔で自動的にバックアップを取得し、クラウドストレージやオブジェクトストレージの機能で冗長保存しています。サーバー障害発生時にはこれらのバックアップを利用して 5分以内の RPO(目標復旧時点)で即時にリストアが可能です。また独自のメタデータ格納技術により、1,000万ファイル 10TB 規模のファイルシステムでも、30分以内の RTO(目標復旧時間)でのリストアが可能です。

利用事例

バックアップデータの格納先として利用

遠隔地保管として、テープ保管をやめ、クラウドストレージを利用することで、管理コストや調達コストを低減。

バックアップデータの格納先として利用

分散拠点同期ファイルサーバー

  • 各拠点でのファイル・フォルダの変更は、クラスタを構成する全てのノードに自動的に同期されます。
  • 複数拠点間で論理的に同一のファイルサーバーをご利用いただけます。
  • 本社支店間でファイルサーバーを論理的に集約し、集中管理・運用を実現します

分散拠点同期ファイルサーバー

提供形態

物理アプライアンス版、仮想マシンイメージによる仮想アプライアンス版がございます。

導入の流れ

ヒアリング 構築 運用
お客さまとヒアリングを実施し、構築におけるパラメータを決定いたします。 ヒアリング結果を踏まえた構築、単体試験等を行います。 お客さまが運用されている場合の、ヘルプデスクとしてのお客さまの問い合わせを受け付けます。