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「フルOSSクラウド構築ソリューション」を提供開始

~NTTデータのクラウドサービス「BizXaaS™」の「クラウド構築サービス」のラインアップに
フルオープンソースによるプライベートクラウド構築ソリューションを追加~

 株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:山下 徹、以下NTTデータ)が開発したプライベートクラウド構築ソリューションを、NTTデータ先端技術株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田 伸一、以下NTTデータ先端技術)から、「BizXaaS™」(ビズエクサース)「クラウド構築サービス」のラインアップとして「フル オープンソースソフトウェア(OSS)クラウド構築ソリューション」の提供を開始します。

 「BizXaaS」は、長年NTTデータグループが培ってきたシステム構築ノウハウを応用した「安心・安全・信頼」のエンタープライズ向けトータルクラウドサービスです。
NTTデータ先端技術から提供する「BizXaaS」のクラウド構築サービス「フルOSSクラウド構築ソリューション」は、重要データの秘密保持・信頼性・安全性、既存システムとの連携、カスタマイズの自由度といった観点から、パブリッククラウドの利用には不安を持つお客様の要望に応じて、プライベート/コミュニティクラウド環境を構築するソリューションです。オープンソースソフトウェアの利点である、初期導入費用を抑えることおよび、お客様の要望に応じてカスタマイズが可能であることが特長で、NTTデータグループにおける長年のOSS活用の実績・ノウハウにより、安心してお使い頂くことができます。

ソリューションの特長

 NTTデータグループは、長年のオープンソースソフトウェア活用実績で得たノウハウを有しています。このノウハウを生かし、「フルOSSクラウド構築ソリューション」を提供します。本ソリューションは、以下の特長を有しています。

利用者によるセルフサービス利用の実現

クラウドを利用する際に、クラウド運用者側と特別の利用手続きなしに、直接利用することができるセルフサービスを実現しています。セルフサービスとは、例えばCPUやメモリや容量などを自分が使いたいだけ自分で設定できるサービスです。このサービスの実現のために、「Eucalyptus」(ユーカリプタス)を採用しました。「Eucalyptus」は、Amazon Webサービス互換のAPIをもつOSSであり、仮想化技術としてXen(ゼン)あるいはKVM(ケーブイエム)を利用することができます。
また、Amazon Webサービス互換であることを生かし、本ソリューションで使用する仮想マシンイメージとAmazon Webサービスで使用可能な仮想マシンイメージの相互変換が可能です。また、システムの規模やセキュリティ要件の変化に伴い、商用クラウドサービスからプライベートクラウドへと移行したい、といった要望を支援します。

GUIツールによるユーザー利便性の向上

利便性を向上させる目的で、GUI化されたクライアントツール、仮想マシンのグループ管理機能やバージョン管理機能を実装しています。これにより、ユーザーは、簡単なGUI操作によって、簡単に仮想マシンを利用できるとともに、複数の仮想マシンの利用をした複雑なシステム開発も容易に行えます。

運用管理系の高度化

仮想マシンの管理機能、LDAP認証機能、ユーザー毎のリソース管理制限機能などを追加し、「Eucalyptus」に不足していた運用管理系機能の強化も行っています。これにより、クラウド運用者は、簡単にクラウドを運用することができます。

Windowsへの対応

お客様の要望が多い、Windowsの仮想マシンイメージにも対応しています。これにより、Windows上でのアプリケーション開発などにも利用できます。


 NTTデータ先端技術は、NTTデータによる「Eucalyptus」ベースのプライベートクラウド基盤の構築・運用と機能拡張に全面的に参画し、技術力の蓄積を行ってきました。この技術力をもとに、「BizXaaS」のクラウド構築サービス「フルOSSクラウド構築ソリューション」を提供し、初期導入コストの抑制とともに、お客様のITリソースを安全、適切、柔軟に運用し、ビジネスのダイナミズムに的確に対応させるための、導入コンサルティングから、詳細設計、システム構築、運用設計、導入後のサポートまで幅広く対応します。

想定提供先

  • 業界や業種を問わず、社内向けにITサービスをお持ちのお客様
  • データセンターの運営を考えておられるお客様(要件に応じて、導入するシステム規模は要相談)

提供開始予定

2010年度上期(4月8日より受付開始)

提供価格

個別お見積り


※プライベートクラウドとは、クラウドコンピューティング技術を活用し、社内システムを共有するITの利用形態。個別機関ごとに構築するため、細かな要求仕様にも適合可能という特長がある。自社設備を利用して構築する形態(オンプレミス)、設備を社外リソースに頼りながらプライベートクラウドを構築する形態の両方がある。

※パブリッククラウドとは、不特定多数のユーザー(企業、個人)が、共通のコンピューティング環境を利用するIT利用形態。ユーザーが自前でITシステムを持たなくても、ネットワークを介して提供されるITリソースを必要なときに必要なだけ利用でき、利用した分だけ課金されるため、簡易にまた、比較的安価にIT環境を導入できる。

※「BizXaaS」は株式会社NTTデータの商標です。

※その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

  • 株式会社NTTデータ 広報部 杉山 Tel:03-5546-8051
  • NTTデータ先端技術株式会社 企画部 Tel:03-5843-6800

製品・サービスに関するお問い合わせ先

  • 株式会社NTTデータ 技術開発本部
    ITアーキテクチャ&セキュリティ技術センタ Tel:050-5546-2301
  • NTTデータ先端技術株式会社 インテグレーション事業部 Tel:03-5843-6828

別紙

適用イメージ

「フルOSSクラウド構築ソリューション」により、仮想マシンのオンデマンド利用が可能となります。物理的にハード環境を整える場合と比較して、ハード環境の整備時間の短縮、リソースの柔軟な配備、時期や時間によって大きくリソース量が異なる業務に関しても柔軟に対応が可能となるなどのメリットが享受できます。利用者が直接仮想マシンの利用開始終了を設定できるため、システム管理部門の運用コストが削減できます。また、リソースの利用開始時のみならず、終了時のリソース解放が非常に容易であり、物理環境の初期化などの必要がありません。短期間に多数のマシン環境を利用したい用途などに効果があります。例えば、社内研修あるいは研修サービスを行う場合など、実機による研修環境を受講人数分用意する必要がなく、登録した研修用の仮想マシンイメージを起動するだけで研修が開始できます。研修の終了時は仮想マシンを終了するだけです。本ソリューションを利用すれば、研修用コンテンツのセキュリティも問題ありません。

図1 研修サービスでのプライベートクラウド基盤の利用イメージ例
図1 研修サービスでのプライベートクラウド基盤の利用イメージ例

なお、本説明は、研修の例でしたが、お客様からの顧客情報等の情報分析などの分野においても活用することが可能であり、セキュリティ上も問題ありません。