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【お知らせ】子会社のNTTデータ ニューソン社員がGoogle Open Source Peer Bonusを受賞しました

お知らせ - 2019.05.08

OSSコラムを執筆している、当社子会社の株式会社NTTデータ ニューソン 基盤サービス事業部 基盤ソフトウェアBUに所属している半田 哲夫が「Google Open Source Peer Bonus」を受賞しました。

「Google Open Source Peer Bonus」は、2011年に始まった世界中のエンジニアを対象にオープンソースへの貢献が顕著と認められた人をGoogle社が表彰する制度です。

受賞理由

Google社が開発したファジングテストシステムであるsyzbotに関して、syzbotにより発見されたLinuxカーネル不具合の修正や、Linuxカーネルのメッセージをsyzbotが解析しやすくするための工夫を通じて、Linuxカーネルのセキュリティ向上およびsyzbotの発展に貢献したため。
syzbot については、コラムで解説していますので、ぜひ、こちらもお読みください。

逃げるsyzbot、追うカーネル開発者たち
http://www.intellilink.co.jp/article/column/linux_kernel.html

受賞者(半田 哲夫)コメント

私は、TOMOYO Linuxという、Linuxシステムのセキュリティを向上するためのアクセス制御モジュールの作者です。
5月6日にリリースされた Linux 5.1では、Linuxカーネルのメッセージをsyzbotが解析しやすくするための工夫だけでなく、TOMOYO Linuxと他のアクセス制御モジュール(SELinux/Smack/AppArmor)との共存もできるようになりました。
どうぞお試しください。

Red Hat Enterprise Linux 8 beta では、 Linux 4.18という最近のバージョンが採用されていました。
「セキュリティ・キャンプ全国大会2016(主催:セキュリティ・キャンプ実施協議会/IPA(独立行政法人情報処理推進機構))」で講演した、『メモリ管理の闇を巡る戦い』の 成果が多く含まれています。サポートセンタで故障解析を行っていた頃に悩まされてきた、原因不明のハングアップや再起動が減ってくれることを期待しています。

なお、syzbotを巡る体験談については、8月に開催される「セキュリティ・キャンプ 全国大会2019」で講演予定です。
たくさんのご応募をお待ちしております。