ホーム > 企業情報 > フェローのご紹介 > フェローのご紹介(プロジェクトマネジメント分野)

フェローのご紹介(プロジェクトマネジメント分野)

竹久 友二

プロジェクトマネジメント分野 フェロー|竹久 友二

変革への対応力で差がつく、これからのプロジェクト成功の仕組み作り

NTTデータ先端技術・フェローの竹久友二です。
近年、プロジェクトマネジメントは、定められたスコープでの目標達成にとどまらず、ビジネス変革といったより上位で難易度の高いゴール達成のための能力・手段として、ますます重要となっています。
これまで、新技術を取り入れた高リスクなソフトウェアやシステムの開発を数多く行ってまいりました。この経験で培ったリスク対応のノウハウ、目的達成志向のプロジェクト管理の知識、そして近代プロジェクト管理の知識を活かし、これからのプロジェクト成功の仕組み作りを通じて社会に貢献します。

これまでの業績

プロフィール・経歴

プロフィール

OSから通信制御、DB/DCパッケージまで広範囲な基本ソフトウェア開発、特にテレコミュニケーションサービス分野のネットワークオペレーション、サービスオペレーション等複数領域のアプリケーションプログラム開発の生産性向上のためのアプリケーションインタフェースの標準化やアプリケーションプラットフォームの開発に長年従事。これらの研究や実用化を通じてソフトウェアシステム開発の方法論、方式技術、プロジェクト管理のノウハウを体得。その後NTTデータにてプロジェクトリスク管理の仕組み作り、問題プロジェクト撲滅の活動を行う。現在ITシステム開発のプロジェクト管理の指導・コンサルタント、PMの人材育成、学会活動等によるプロジェクト管理やPMスキル体系等の研究活動を行っている。

経歴
1974年4月 日本電信電話公社入社、同年5月横須賀電気通信研究所入所
1988年 日本電信電話株式会社 情報通信処理研究所 主幹研究員
1994年 NTTソフトウェア株式会社へ出向、
分散処理システム事業部 部長 第一プロジェクト長
1997年 日本電信電話株式会社へ復帰、情報通信研究所 主幹研究員アプリケーションプラットフォーム研究グループリーダ
1999年 株式会社NTTデータへ転籍、COEシステム本部 審査部 企画部長
2001年 COEシステム本部 品質保証部長
2002年 法人システム事業本部 開発統括部長
2004年1月 株式会社NTTデータPMO設立、同社代表取締役常務
2009年7月 会社合併に伴いNTTデータ先端技術株式会社 常務執行役員
2010年7月 同社フェロー

リアルタイムトランザクション処理パッケージ、OS(オペレーティングシステム)、通信制御プログラム、DB/DCパッケージ等の大規模基本ソフトウェアの開発、電子公証システム・電子チケット等の情報セキュリティ分野の製品開発、仮想計算機システム、ビデオテックス・マルチメディア通信処理等の通信処理システム、高度情報流通システム等、新規技術開発を含むソフトウェアや大規模システムの開発、およびテレコミュニケーションサービス分野のアプリケーションプラットフォームの研究実用化に従事。またこれらの経験を通じてソフトウェア開発やシステム開発の方法論、方式技術、プロジェクト管理のノウハウを体得し、ITシステム開発プロジェクトのリスクマネージメントの仕組みの開発と全社導入など現場のプロジェクト管理力の向上に関する活動を展開。

ひとことインタビュー
竹久 友二
Q1.好きな休日の過ごし方を教えてください。
ほとんど週末は妻や近所の友達とテニスをして過ごしています。また年に何回か海外旅行に行くのも楽しみの一つです。
Q2.ご自慢のこだわりの逸品・趣味について教えてください。
高校の時に初めて買ってもらった名匠のクラシックギターです。
大分痛んでしまいましたが今でも時々弾いています。
それ以外に体を動かすのが好きです。テニス以外には、ジムでの筋トレ、ゴルフ、そしてスキーです。子供の頃より海が好きで横須賀に住んでいた頃はヨットをやっていました。今は、年に何回かスキューバダイビングに行くのが楽しみです。
Q3.子供の頃にはXXXになりたかった・・・
小学生の頃は画家になるのが夢でした。
授業中もほとんど先生の話を聞かずに教科書やノートに絵やパラパラ漫画を描いていてよく叱られたものです。高2の夏休みまでは本気で芸大を志望していたんですよ。
Q4.今の研究を始めたキッカケ、実は・・・・。
強いて言えば10年前、上司に強引に勧誘されてPM学会に入った事がきっかけです。
仕事を通して得た経験則やノウハウを論文にまとめたり後進に伝える事が結構自分に合っているのだという事に気付かせて頂きました。
Q5.今までで一番恥ずかしい失敗はなんですか?
恥ずかしい失敗をした記憶がないんですよ。たぶんいやな事は忘れてしまうのでしょうね。
苦しかった事は沢山ありましたが、でもそれは全て自分の糧になっていますね。
Q6.今までで一番感動/感激した出来事・瞬間は?
私にとって最初の難問プロジェクト「電話局OAシステムNAPUS(NAgoya Power Up System)」の完成パーティの時です。
納期も短く技術的難易度の高いうえ、トップダウンで決定され、人も足りない資材も揃っていない、無いモノづくめでスタートした仕事でした。開発部門、利用部門のメンバーが一丸となって一つ一つ壁を乗り越えてやっとサービス開始までこぎつけた事を実感した瞬間です。
感激のあまりメンバーと抱き合って泣いてしまいました。
Q7.私にとって、この世で一番大切なものはXXXである。
やはり家族です。
Q8.後進に伝えたい一言をお願いします。
目の前にある事を一歩一歩確実にやっていく事。と同時に真の目標を自分自身の頭で考え信念を持って実行する。そうすれば未経験の課題にも既存の概念ややり方にとらわれない自分なりの柔軟に対応できる知恵が付いてきます。

これまでの業績

表彰
  • 1994年 日本電信電話株式会社 社長表彰
    「社内システム構築におけるAPプラットフォーム標準化に関する功績」
  • 1994年 日本電信電話株式会社 研究開発本部長表彰 研究開発賞
    「複数分野に適用可能なアプリケーションプログラム構成法の考案」
  • 1996年 NTTソフトウェア株式会社 社長表彰 優良プロジェクト賞
    「高度情報通信網システム開発」
  • 1996年 日本電信電話株式会社 研究開発本部長表彰 業績賞
    「大規模な企業内情報流通を可能とする技術の提供と情報流通システムの構築」
  • 2001年 株式会社NTTデータ 社長表彰 NTT DATA大賞
    「リスクマネージメントの全社導入とリスク低減に関する功績」
著書
  • 共著書、原典CTRON大系 2(通信制御CASE/P編)、オーム社、1988年
  • 共著書、原典CTRON大系 2(通信制御構文変換ユーティリティ編)、オーム社、1988年
  • CTRONにおけるトランザクションインターフェースの開発、TRON Project BIMONTHLY(9+10)、オーム社、1991年
  • 共著書、先端ソフトウェア用語辞典、オーム社、1991年
  • PMコミュニケーション考、プロジェクトマネジメント学会誌、VOL3-No6、2001年
  • 共著書、プロジェクトマネージメント大全、日経コンピュータ(別冊)、2002年
  • 共著(報告書)、ITスキル標準(PM)改善提案報告書、ITスキル標準プロフェッショナルコミュニティプロジェクトマネジメント委員会2008年度版、独立行政法人情報処理推進機構ITスキル標準センター、2009年
    http://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/activity/PM_com.html
  • 共著書、PM育成ハンドブック(2008年度版)、ITスキル標準プロフェッショナルコミュニティプロジェクトマネジメント委員会、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)ITスキル標準センター、2009年
    http://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/activity/PM_com.html
  • 共著(報告書)、IT人材職種別モデルキャリア開発計画策定事業報告書(経済産業省委託事業、平成21年度産業技術人材育成支援事業 IT人材育成強化加速事業)、独立行政法人情報処理推進機構、2010年
    http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/IT6.htm
論文・発表など
  • 竹久友二、小野恵、DIPS仮想計算機システムのCPU仮想化方式、電気通信研究所研実報、VOL30 NO5、日本電信電話公社武蔵野電気通信研究所、1981
  • 竹久友二、高塚肇、共通OSにおけるDB/DCプログラムの構成法、NTTR&D、電気通信協会、1991
  • 西原琢夫、菊池純一、竹久友二、マルティベンダーにこたえる社内システムの共通プラットフォーム完成−APLICOTをアーキテクチャフリーに−、NTT技術ジャーナル、電気通信協会、Vol5 No3、1992
  • 西原琢夫、竹久友二他、高速トランザクション処理のためのリカバリ情報取得方式、情処学会、全大論文集、pp179-180、1993
  • 神宮寺誠、竹久友二、社内システムのAP共通化インタフェース(1版)を完成−アプリケーションプログラムの生産性向上に向けて−、NTT技術ジャーナル、Vol6 No12、電気通信協会、1993
  • Nishihara, T., Takehisa, T., Kikuchi, J,. "A DB/DC Platform on Realtime Operating System Based on CTRON Specification". Proceedings of the 9th TRON International Symposium, 1992
  • 高塚肇、竹久友二他、企業情報網高機能系ノードシステムの構想、NTTR&D、Vol45、No8,電気通信協会、1996
  • 竹久友二、山本学、 リスク評価値を用いたプロジェクト状態の考察、Proceedings of the 2nd National Conference of the Society of Project Management, pp179-184, 2000
  • 竹久友二、ITプロジェクトにおけるPMチームの構成について、Proceedings of the 10th National Conference of the Society of Project Management, pp207-208, 2005
  • Takehisa, T,." A Discussion on the Structure of Project Management Teams in IT Project"., Proceedings of the 3rd International Conference on Project Management, CS8A, DVD, 2006
  • Takehisa, T., Hirai, T., Hanuda, F., Kida, H.," A Method for Visualizing Status Simultaneously Carried out Plural IT Project", Proceedings of the 3rd International Conference on Project Management, CS1A, DVD, 2006
  • 河合輝欣、竹久友二他、ソーシャルプロジェクトマネージメント時代の到来、Proceedings of the 13th National Conference of the Society of Project Management , pp472-473, 2007
  • 柳沼清次、竹久友二、プロジェクトマネージャのDNA継承に関する取り組み、Proceedings of the 14th National Conference of the Society of Project Management , pp294-299, 2007
  • 宇都宮潔、竹久友二他、システム開発における品質管理の実践について、Proceedings of the 15th National Conference of the Society of Project Management , pp326-329, 2008
  • Takehisa, T., Azusawa, T.," Recommendation to practice risk-management oriented to "DANDORI" in IT projects,", Proceedings of the 4th International Conference on Project Management, pp1378-1394, 2008
  • 竹久友二、プロジェクト点検リストを用いたPM育成方法の考察、16th National Conference of the Society of Project Management , PP337-340, 2008
  • Takehisa, T., " Basic Project Management Training through the Use of Project Checklist", Proceedings of the ProMAC Symposium 2009, C02, DVD, 2009
  • Takehisa, T., " Practicing good preparation as a means to enhance PM competency", Proceedings of the 5th International Conference on Project Management, pp779-786, 2010
講演
  • 2004年3月「情報サービス産業におけるプロジェクトマネジメントの取り組みと導入効果」財団法人九州先端科学技術研究所定期交流会 招待講演
  • 2005年10月「ITプロジェクトマネージメント リスク管理実践」日経BPセミナー
  • 2005年12月「プロジェクトマネージャの育成とマネージメント」日本テクノセンターセミナー
  • 2010年2月「 匠に学ぶ『良い段取り』の勧め〜高いパフォーマンス発揮のためのPM コンピテンシ−研鑽のヒント〜 」プロジェクトマネジメント学会四国支部年次大会 招待講演
  • 2010年7月「パラダイムシフトで拡大するIT産業の魅力」パネルディスカッションパネラー(プロジェクトマネジメント)、ITスキル標準プロフェッショナルコミュニティフォーラム2010
社会的活動
  • 社団法人トロン協会CTRON専門委員会 分散トランザクション処理部会主査 1989〜1994
  • 次世代電子商取引推進協議会(ECOM)電子公証WG委員 1996〜1998
  • 財団法人日本科学技術連盟 ソフトウェア生産管理研究委員会委員 2001.4〜2002.3
  • 財団法人日本科学技術連盟 品質・環境審査登録評議会委員 2001.4〜2002.3
  • プロジェクトマネジメント学会理事 企画委員会委員長 2001.3〜2003.3
  • プロジェクトマネジメント学会理事 研究委員会副委員長 2003.3〜2005.3
  • プロジェクトマネジメント学会 研究委員会委員 2003.3〜
  • プロジェクトマネジメント学会 ソーシャルプロジェクトマネジメント研究会委員 2003.5〜
  • プロジェクトマネジメント学会 評議委員 2005.3〜2007.3
  • プロジェクトマネジメント学会 代議員 2007.3〜
  • 独立行政法人情報処理推進機構プロフェッショナルコミュニティ プロジェクトマネジメント委員会委員 2009.1〜
  • 独立行政法人情報処理推進機構CDP委員会 プロジェクトマネジメント部会委員 2009.7〜2010.7
  • PMプロフェショナルによるPM人材育成に関するオープンコミュニティ活動 2010.9〜
  • Session chairman "New Challenge of Projects and Organizations"ProMAC2010,2010.10.14
所属学会
  • プロジェクトマネジメント学会 正会員

おすすめ情報

おすすめ図書
図解 ソフトウェア・ジャストインタイム甲斐敏治監修、前田卓雄+橋本隆成著 日刊工業新聞 2005年
ソフトウェアビジネスの実践に求められる課題と対策を図解入りでテーマ毎に簡潔に解り易く解説している。グローバルなソフトウェア大競争時代を生き抜くための新たな知見、知恵や考え方として日本の製造業が備え持つ「物づくり」「人づくり」の知見をソフトウェア開発やビジネスに活かすヒントとして提言している。構成は、Ⅰ章のソフトウェア開発の抱える危機的な課題(8課題)から4章のソフトウェア・ジャストインタイムアプローチ(7課題)まで全23課題が取り上げられている。
現実主義者によるプロジェクトマネジメント
-大規模システム構築プロジェクトをヨレなくする法、上級者のための実体論的アプローチHALBAC
池田俊信著 木ノ下勝郎協力編集朝日出版社 2000年
人的側面からプロジェクトの重点的な対応ポイントを提言している。プロジェクト管理の基本を理解している人にお勧め。ちなみに、HALBACとは?:SLCP等でいわれている開発のV字モデルに例えて、プロジェクトの「ブレ」や「ヨレ」を防ぐために、Vの字の上に梁を渡して三角形にすれば安定し上から圧力を受けてもV字の変化は少なくなる。著者はこの梁の役目をするものを「HALBAC」と命名し提案している。「ブレ」への対応策がHAL。「ヨレ」への対応策がBAC。HALBACは以下の言葉の頭文字。
  • H:Hinge(蝶番:体制と制約条件の連結)
  • A:Attractor(誘引源:コンテキスト理解)
  • L:Lever(梃子:創作行為をより効率的に遂行する方法、手順の工夫)
  • B:Business(Businessプロジェクト:ユーザー側体制)
  • A:Adjuster(Adjuster プロジェクト:調整を行うプロジェクトマネジメント専門家集団)
  • C:Computer(Computer Systemプロジェクト:ベンダー側体制)

ページトップへ戻る