前例のない挑戦の最前線では、
すでにAIの活躍が始まっている。
NTTデータ先端技術では、「先端」の名に恥じない数々の技術的な挑戦が繰り広げられています。AIの領域もその一つです。ここでは進行中の3つのAIプロジェクトを紹介し、当事者たちが日々ワクワクしながら、誰も到達したことのない世界を開拓している様子をお伝えします。
NTTデータグループは、ICT社会の進化を牽引する数多くのプロジェクトを担っています。その中で、システムの品質を高める目的や、今までに不可能だったことを可能にする目的で、AIが実装されるケースが増えてきました。そうした際に、AIの開発と実装、PoC(概念実証:新しい取り組みが実現可能かどうか、技術的な観点から検証する作業)を任されることが多いのがNTTデータ先端技術です。
その多くは、まだ誰も実用化に漕ぎ着けていないものばかり。それだけに、困難な壁をいくつも乗り越えていかなければならないチャレンジになります。ここにピックアップした3人は、それぞれ異なるAIプロジェクトで中心的な役割を果たしているエンジニア。AIプロジェクトを担う中で何を考え、何をモチベーションに、どのような未来を想定して歩んでいるのか…その最前線を紹介します。
PROFILE
前職はコンサルティング会社。当時すでにNTTデータが受託し、先端技術がAI開発を担当するプロジェクトに委託先のシステムエンジニアとして参画。音声認識技術と自然言語処理技術を手掛けた。
PROFILE
前職はフリーランスのシステムエンジニア。キャリアを重ね、プロジェクトリーダーを任されることも増えていた。AIにタッチしたのはNTTデータ先端技術転職後。前職に比べ、プロジェクトメンバーが一丸となって新しい技術を探究していく姿に驚いたという。
PROFILE
前職はSI企業のシステムエンジニア。JavaでさまざまなWebシステムを開発することでエンジニアとしてのスキルを高めていったが、学生時代からAIに関わる仕事がしたいと考えていたことにより、AIに注力している企業への転職を決意した。
私の挑む姿勢
3人それぞれ、対象とするユーザー領域が大きく異なるAI開発に挑んでいますが、共通しているのは新しい知識の獲得意欲の高さです。
「時間ができると、ITに関するWebメディアをザッピングするのが私のオフタイムの過ごし方です。興味のあるトピックに遭遇すると、専門サイトを検索して読み込むのが何よりの楽しみです。」(M.T)
「AIシステムを実用化してお客さまにご利用いただくには、プログラミングスキルの他にも、数学と統計学、データ分析といった機械学習のスキル、サーバーやネットワークなどのインフラ技術、セキュリティなど多様な技術を集結させる必要があります。NTTデータ先端技術には、社員や協力会社の方の中にさまざまな領域のエキスパートがいます。そんな人たちの話を聞き回るのが何よりの刺激になります」(S.N)
「AIの開発には、必要なデータを集め、学習するデータをつくる工程が重要です。それにはデータのもととなる対象について深く知らなければなりませんし、ユーザーニーズの背景も熟知しておかなければなりません。このプロジェクトの場合でいえば、「豚はどんな生き物なのか」「養豚業は具体的にはどんな事業なのか」と対象に対して「興味を持つ」ことで、専門書や論文も楽しみながら読んでいました。(A.H)
先端AIに立ち向かうには、知識武装が不可欠です。そして、それを楽しめるのが第一人者として活躍する条件といえるでしょう。