「セキュリティ・キャンプ全国大会2019」にて登壇します


セミナー&イベント - 2019.08.09

NTTデータ先端技術が会員を務める一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会と、独立行政情人情報処理推進機構(IPA)が主催する「セキュリティ・キャンプ全国大会2019」が、2019年8月13日(火)〜8月17日(土)に開催されます。
8/15(木)には、当社ソフトウェアソリューション事業本部 半田 哲夫が特別トラックE5にて「The SYZBOT CTF」の講義を行います。

「セキュリティ・キャンプ全国大会2019」開催概要

開催期間 2019年8月13日(火)〜8月17日(土)
会場 クロス・ウェーブ府中
〒183-0044 東京都府中市日鋼町1-40 アクセスマップ
開催趣旨 セキュリティ・キャンプとは、日本における将来の高度IT人材となり得る優れた人材の発掘と育成を目的とした独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の事業の一つです。
現代においては、情報セキュリティの脅威は高まる一方です。
本事業では、セキュリティ分野に興味を持ち、将来同分野で活躍したいという意志をもった若者に対して、高度な情報セキュリティ技術の習得機会を提供しています。また、モラルや法律遵守の意識、セキュリティ意識、職業意識、自立的な学習意識についても向上のための機会を提供しています。
本事業は、2004年度のスタート以来、2018年度のセキュリティ・キャンプまでで計748名の将来が有望なIT・情報セキュリティ人材を輩出しています。セキュリティ業界はもとより各方面から、高度な情報人材育成に有益なイベントとして高く評価されています。
講演概要
8月15日(木) E5
13:30-17:30
「The SYZBOT CTF」
「 Linux kernel、syzbot、自動化されたファジングテスト」

講義紹介 Google 社が開発したファジングテスト用システムである syzbot が、 Linux などのOSカーネルの不具合をものすごい勢いで発見し続けています。OSカーネルという性質上、ユーザモードで動作するプログラムには該当しないさまざまな制約があります。また、ほとんどの処理を自動化して、膨大な数のテスト用マシンで並列実行させるという構成ならではの制約もあります。そのため、問題発生時に情報を取得し、問題の原因個所を突き止め、原因を修正していく作業には、かなりの試行錯誤を伴います。

この講義では、 syzbot が見つけた Linux カーネルの不具合の修正に全力で取り組んでいる講師が、その体験談を紹介します。C言語によるプログラムを読み書きできるスキルを有した受講者を想定しています。

講師:NTTデータ先端技術 半田 哲夫
担当プロデューサー:日本電信電話株式会社 岩村 誠

当社は「一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会」の会員企業です。

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