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サイバー演習システム「ADI Cyber Range」(旧名称「Sypris Cyber Range」)

CyberRangeとは

CyberRangeとは、

  • 仮想のコンピュータおよびネットワーク環境
  • 個人およびチームによる演習を中心としたカリキュラム

によって、サイバーセキュリティに関する各種のセキュリティ技術や、チームでのインシデント対応方法を学ぶためのサイバー演習システムです。

CyberRangeが必要な理由と導入によるメリット

CyberRangeが必要な理由

高度なスキルを持つサイバーセキュリティ人材の育成は日本全体としても課題となっています。
特に大きな課題とも言えるのが、以下の事柄です。

  • 高度なセキュリティ人材には、実際の経験、役割の理解、チームとしての対応が求められる
  • これらは机上の学習だけで修得することは難しく、実務経験者が優位となっている
  • 一方で、短期間に実務で育成できる人材の数にも限りがある

この課題に対する答えとして実践的な演習を通じた教育システムであるサイバーレンジへの需要が高まっています。

CyberRangeの導入メリット

ADI Cyber Rangeを導入し仮想のサイバー演習環境を構築することで、実践に近い形で学習することができます。また業界特有の環境を再現することで、特定の攻撃に対する防御環境を実現することが可能です。

ADI Cyber Rangeの特徴

ADI Cyber Rangeは、単なる学習システムだけでなく、モデリング&シミュレーション機能をも備えた統合システムアーキテクチャーで構成されています。メンテナンス、システム管理、カスタマイズ、設定だけではなくADI Cyber Range以外の機器やネットワークへの統合のしやすさなどの操作性、拡張性にも優れています。

充実したセキュリティ人材育成のプラットフォーム

現実のセキュリティ危機に迅速かつ専門的に対応するためのスキルや経験、チームでの対応を学習するための基盤、サイバーセキュリティを支える専門家として必要とされる継続的改善メカニズムや、最高レベルの成熟度に達するまでの教育環境を提供します。

個人向けハンズオンと上級者を対象としたチームベースのトレーニング環境

個人演習では、5段階の難易度の中から自分に合ったレベルの内容を自分のペースで進めることが可能です。また上級者向けに、チームベースのダイナミック演習をご用意しています。攻撃チームと防御チームに分かれ、ツールを使用したリアルタイムの攻防戦を行います。

ナレッジベース

システム/最適化ガイドなど、ホワイトペーパー、ソフトウェアおよびネットワークセキュリティに関する資料、各種手順書、現在のサイバーセキュリティに関する情報および資料、ならびに個人サイバー演習とダイナミック演習のヒントを含むデータベースです。

効率性の高い、現実的なサイバーモデリング&シミュレーション

単一のサーバーから領域内のネットワーク全体まで、仮想環境を簡単にGUIでセットアップする機能を提供します。
この機能を使い、

  • 産業制御システム(SCADA)、金融会社、電気通信事業者または電力会社などのインフラを再現したトレーニング
  • CTF(Capture The Flag)演習
  • トラフィックジェネレーターを用いた高度なネットワーク攻撃の再現
  • 悪意のあるトラフィックによる演習やシミュレーション

など多種多様な用途に対応可能です。

最新のサイバー攻撃シナリオに対応

保守サポートをご契約いただくと四半期ごとに新規シナリオが追加され、新たに発見された脆弱性に対応いたします。そのため、常に最新のサイバー攻撃に対応したシナリオで学習をすることが可能です。

ADI Cyber Rangeのトレーニングプラットフォーム

ADI Cyber Rangeを使用した3つのトレーニング環境について、ご紹介します。

1. Classroom Training

講義形式でのトレーニング環境を提供します。ホワイトペーパー、ソフトウェアおよびネットワークセキュリティに関する資料、現在のサイバーセキュリティに関する情報および資料を用いて、セキュリティの基本技術について効率的に学習することが可能です。

図1. Classroom Trainingのイメージ図

図1. Classroom Trainingのイメージ図

2. Security Challenge

個人向けのハンズオントレーニング環境を提供します。受講者は、5段階の難易度の中から自分に合ったレベルの内容を自分のペースで進めることが可能です。

図2. トレーニング問題の一覧

図2. トレーニング問題の一覧

3. Dynamic Exercise

上級者を対象としたチームベースのトレーニング環境を提供します。攻撃チームと防御チームに分かれ、さまざまな異なるタイプのシナリオを通じて、攻撃と防御の両方の役割を学習することが可能です。

図3. Dynamic Exerciseのイメージ図

図3. Dynamic Exerciseのイメージ図

ADI Cyber Range導入/運用の流れ

当社では、導入から運用まで一貫したサービスを提供することで、サイバーセキュリティ人材の育成を支援いたします。

導入支援 設計構築 保守サービス 教育サポート
(オプション)
導入の検討からご利用開始まで、ITのプロフェッショナルとしての知見をもちいたご提案および、導入支援 システム導入に必要となるスケーラブルな高度仮想化基盤としてのIAプラットフォームの設計構築 ADI(アナログ・デバイセズ)社との密接な連携による保守サービスの提供 当社のサイバーセキュリティインシデントへの対応ノウハウから、教育コース運営やシナリオ作成のサポートを提供

*商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。