INTELLILINK Green & BCP
コンサルから設計、施工、測定まで総合的に、
ファシリティの最適化と最先端の
パフォーマンスを実現
GREEN対策
- グリーン社会のために
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2050年カーボンニュートラルを実現するため、
脱炭素社会づくりに貢献する製品への買換え・
サービスの利用など、地球温暖化対策に資する
「賢い選択」をご提案します。
question
GREEN対策
カーボンニュートラルの実現に向けて
データセンターの省エネルギー化は
必須課題です!
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QUESTION 1. 取り組んでいますか?
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地球の未来と持続可能な社会を見据えた、
データセンターの省エネ運用 - 2020年10月に、日本政府より「2050年のカーボンニュートラル」が宣言されました。ITサービス業界では、近年、高速・大容量のデジタル化需要が増加しています。今後、世界全体としてのデータ量は年間約30%ずつ増加していくと予想されており、データセンターのエネルギー利用量もますます増えていくと考えられます。
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地球の未来と持続可能な社会を見据えた、
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question
QUESTION 2. 知っていますか?
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設備面と運用面からのアプローチで、
電力使用効率を上げることができます - データセンターの電力使用効率を表す指標に「PUE(=Power Usage Effective-ness)」があります。サーバルームの省エネ化を進めるにあたり、このPUE値を改善していくことが一つの目安になります。経産省では、PUE値のベンチマーク目標を1.4以下としています。省エネ施策は、設備(ハード)面と運用(ソフト)面の双方からの取り組みを行うことで、より大きな効果を上げることができます。
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設備面と運用面からのアプローチで、
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QUESTION 3. 気づいていますか?
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データセンターにおいて、
消費電力の60%が空調関連なんです - データセンターではサーバー電源を含む電力は3割、空調関連でおよそ6割を占めています。この空調関連を見直すことがCO2削減への近道。割合の高い設備にフォーカスし、大きな削減効果へ繋げることが可能です。
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データセンターにおいて、
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question
QUESTION 4. 冷やし過ぎてはいませんか?
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サーバルームの温度設定を見直せば、
空調エネルギーの大幅な削減に - 一般的なIT装置の給気面の推奨温度は25 ± 2℃とされています。サーバルームの平均温度が20℃以下の場合は、空調消費エネルギーが過大となり、サーバルーム全体で過冷却な状態となっている可能性があります。
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サーバルームの温度設定を見直せば、
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QUESTION 5. IT化を進めていますか?
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AIを駆使した
スマート空調制御システムで、
省エネは次の時代へ - 従来のサーバルームの空調は、最大負荷に合わせた運転設定となっています。そのため、時間や時期によって増減するIT負荷の変化に対応することが難しく、冷えすぎによる消費電力のムダが生じています。AIを活用し、IT負荷に合わせた自動制御を行うことで、サーバルームの空調消費電力を約30%削減できた事例もあります。
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AIを駆使した
answer
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- データセンター、サーバルームの問題は、
わたしたちNTTデータ先端技術に
お任せください!
長年培ってきた実績と経験が違います!!
consulting
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省エネルギー化を実現するコンサルティング
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Phase1|無償
- 事前準備
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- 事前の御相談
- 現地下見
- 省エネソリューションのご提案
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Phase2|有償
- 状況把握調査
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- エネルギー分析
- 現地運用状況確認
- 各種環境等計測
- 運用改善のご提案
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Phase3|有償
- 運用改善・効果検証
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- 運用改善実施
- 対策後の測定
- 対策前後の比較
- 改善の効果算定
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Phase4|有償
- 運用改善継続
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- 定期モニタリング
- PDCAにより改善を継続
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【サーバルーム】
空調の最適化の実施例
サーバルームの熱対策・見える化対応
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サーバルーム内のラック吸込み面温湿度・気流分布を現地にて計測し、ホットスポット並びに空調効率を把握します。また、照明の運用状況も併せて確認を行います。その結果により、各々のサーバルームでの運用に応じた省エネルギー施策を提案し、PUEの改善を行います。
サーバルームの状況把握
ラック部温度測定 サーモカメラ撮影 垂直温度分布測定 -
熱気流を考慮した空調計画となっていない場合、IT機器の増設時に熱暴走や電力オーバーが発生し、システム障害の原因となる場合があります。当社では、空調の熱気流を考慮したアイルコンテイメントの設計・設置、温度センサや電流センサによる見える化・最適化制御をお手伝いします。
対策前後の熱シミュレーション
(CFD解析)ラック温度表示例
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- 省エネコンサル実施効果例
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サーバルームの現状把握により、空調の温度、風量設定および稼働台数抑制を行い、
省エネルギーの運用改善をご提案し実施します。
運用改善を行った結果の一例をご紹介します。
case01 A社サーバルームの実施事例
← 左右にスクロールして御覧ください →
実施前 2021年11月 |
実施後 2022年2月 |
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空調運転台数 | 10台 | 9台(最大風量:8台/最低風量変更:1台/停止:1台) |
室内風量設定 | 固定風量【最大風量:全台数】 |
固定風量【最大風量350㎥/min:8台】 固定風量【最低風量300㎥/min:1台】 |
温度制御方法 | 吹出し優先【16.5~19℃:全台数】 | 吹出し優先【20℃設定:9台】 |
空調消費電力 | 159.1kW | 121.0kW |
- 省エネ効果
- 【実績値】▲38.1kW(変更前比▲23%)
【▲333,756(kWh/年 ), ▲147.5(t-CO2/年)】
- 想定削減コスト
- ▲5,673,852(円/年)
case02 B社サーバルームの実施事例
← 左右にスクロールして御覧ください →
実施前 2021年3月 |
実施後 2022年3月 |
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空調運転台数 | 13台 | 11台 |
室内風量設定 | 固定風量【最大風量:全台数】 | 固定風量【最大風量:全台数】 |
温度制御方法 | 吹出し優先【16.5~19℃:全台数】 | 吹出し優先【20℃設定:全台数】 |
空調消費電力 | 148.4kW | 129.3kW |
- 省エネ効果
- 【実績値】▲19.1kW(変更前比▲12%)
【▲167,326(kWh/年 ), ▲74.0(t-CO2/年)】
- 想定削減コスト
- ▲2,844,372(円/年)
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【熱源システム】
熱源の最適化の実施例
建物全体の省エネルギー化
-
熱源省エネの重要性
熱源システムは建物全体に空調用の熱(冷熱/温熱)を供給するための設備群で、データセンターにおいては全サーバルームの冷却を担う非常に重要なシステムです。当社は運用データや現地確認によって状況を把握し、より効率的な熱源システムの運用施策を提案します。熱源システムの省エネルギー施策を実施することで、建物全体のPUE改善につながります。データセンター熱源システムの
構成イメージ- 冷却水
- 冷凍機⇔冷却塔の間を循環する液体。
冷凍機が冷熱を生成する際に発生する排熱を冷却塔へ運び、外気へ逃がすために利用される。
- 冷水
- 冷凍機⇔空調機の間を循環する液体。
冷凍機の生成した冷熱を空調機へ運び、室内の空気を冷やすために利用される。
- 冷凍機
- 電力によって冷熱を生成する設備。
生成した冷熱は建物の空調に使用される。
- 冷却塔
- 冷凍機の運転で副次的に発生する排熱を外気へ逃がすための設備。
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熱源の運用変更にあたっては、特にデータセンターではサーバルームの温度異常などの問題が生じないよう慎重を期す必要があり、またビル管理者との連携も不可欠です。当社は熱源とサーバルーム両方の運用改善のノウハウを有し、安全かつ最適な運用改善の実施をお手伝いします。
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データセンター熱源の
最適化の実施例
<冷却水温度引き下げ施策>
熱源システムと運用状況を把握し、熱源運転台数や送水設定温度の変更など、
省エネルギーを図る運用施策をご提案し実施します。
施策の一例として、冷却水温度引き下げを行ったケースの効果をご紹介します。
冷却水温度を下げると省エネになる仕組み
冷凍機には、冷却塔が送る水(冷却水)の温度が低いほど消費電力が少なくなる特性があり、冷却塔が温度を下げるために必要な電力よりも、冷凍機の電力削減量が大きいことが多い。
そのため冷凍機と冷却塔の電力の合計で省エネルギーになる。
冷却水温度引き下げ施策の考え方
延べ運転時間120,000時間超の
運転データからわかった
冷却水施策の傾向
冷却水温度の相関〉

冷却水温度の相関〉

冷却水温度引き下げの実施事例
平均データ(冷却水-1℃当り)
※当社データ例
← 左右にスクロールして御覧ください →
実施前電力量 | 実施後消費電力量 | 削減割合 | 削減電力量 | |
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冷凍機 | 167.4(kWh) | 161.9(kWh) | ▲3.3(%/℃) | ▲5.5(kWh/℃) |
冷却塔 | 6.7(kWh) | 7.6(kWh)) | +14.0(%/℃) | 0.9(kWh/℃) |
合計 | 174.1(kWh) | 169.5(kWh) | ー | ▲4.6(kWh/℃) |
トータルで
使用電力削減!
効果試算例:冷凍機(400Rt)に対し冷却水温度1℃引き下げ
➡ 想定削減コスト▲約100万円/年
※冷凍機能力、温度引き下げ幅が大きいほど削減コスト大
熱源省エネ施策の実施例1 Oビル
※施策内容として、高効率機優先施策を含む
- 省エネ効果
年間消費電力量 - ▲ 516MWh/年
- 想定削減コスト
- ▲約1,300万円/年
熱源省エネ施策の実施例2 Dビル
※施策内容として、高効率機優先および運転台数削減施策を含む
- 省エネ効果
年間消費電力量 - ▲ 1,630MWh/年
- 想定削減コスト
- ▲約4,100万円/年
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