ソリューション

INTELLILINKソリューションでServiceNowをより使いこなす

ITSM短期導入・構成管理・運用高度化・脆弱性管理といった、当社の強みを活かしたソリューションとServiceNowを安心安全にご利用いただくための製品をご用意しています。

ITサービスマネジメント業務の効率化・自動化

ITSM初期導⼊⽀援サービス

ITSM 初期導入支援サービスは、ServiceNow ITSMを最短7週間で導入します。予め用意されているITIL に準拠したワークフローを活用することで、スピーディーに ITSM 業務の標準化・自動化を実現します。

メリット

・ServiceNowに備わるITIL準拠の標準コンポーネントを活用することで、早期導入が可能
・標準コンポーネントとお客様の要件にフィットさせるノウハウを用いて、真に必要なカスタマイズのみ行うことでスピーディーな導⼊を支援

プロセス

ServiceNow ITSMの機能

インシデント管理・問題管理・変更管理

インシデント発生から変更管理までをワークフローによって自動化。構成情報を活用することでトラブル発生時の原因分析や影響範囲特定作業も効率化することができます。標準で備わっているITIL準拠のワークフローを活用することで、国際標準に沿った業務フローを実現できます。

ナレッジ管理

新規作成のほか、既存ドキュメントのインポート、問題管理からのワンタッチ作成など、効率よくナレッジ記事を作成することが可能です。

構成管理

IT資産やシステム構成・過去の対応履歴など、あらゆる社内アセットの構成をCMDB(構成管理データベース)で一元管理。構成要素とインシデント・問題の依存関係を視覚的に確認できる形で整理し、トラブル発生時に即座に情報を活用できるようになります。

構成情報収集・管理

INTELLILINK 構成情報活用サービス

INTELLILINK 構成情報活⽤サービスは、複数システムのOS、ミドルウェア、アプリケーションなどの構成情報を、ServiceNow Discoveryを用いて自動的に収集・管理。インシデントの原因となる構成変更および脆弱性をタイムリーに検知・可視化することで、適切なリスク管理に貢献します。

メリット

・ハイブリッド/マルチクラウドなどさまざまなシステム環境を1つのプラットフォームで一元管理
・ServiceNowの標準ワークフローを利用することで構成情報管理および脆弱性チェックを自動化
・ServiceNowを新規導入されるお客様に加え、既に導入されているお客様もご利用可能

構成情報の活用イメージ

INTELLILINK 構成情報活⽤サービスの機能

構成情報管理

ServiceNow Discoveryを用いて構成情報を自動で収集。CPUやサーバーのメモリの増設、rpmパッケージのバージョンアップなどの構成変更を検知した上で時系列に整理し、レポートやダッシュボードで可視化します。

脆弱性チェック

脆弱性スキャンを定期的に実施し、その結果を構成情報に統合。マッピング表示によってリスク箇所や対応状況を可視化します。

脆弱性情報の自動登録

修正対応状況の確認や新たな脆弱性の発見に活用できるよう、脆弱性情報を自動的にインシデント情報として登録します。

セキュリティ運用高度化

脆弱性管理ソリューション

ServiceNow Security Operationsとサードパーティー製脆弱性スキャナーを組み合わせ、スキャンから脆弱性対応の完了にいたるまでの全てのプロセスを自動化し、限られた人員でも正確で効率的な脆弱性管理を実現します。

メリット

・影響範囲特定や優先度付けを自動化することで、脆弱性対応作業にのみ集中できる体制を実現
・脆弱性情報収集や、パッチ適用の判断にかかる業務負荷を大幅に低減
・ビジネスに深刻な影響を及ぼしかねないセキュリティリスクを適切に管理

プロセス

脆弱性管理プロセス

脆弱性管理ソリューションの機能

スキャンデータを優先順位付けに活用できる形で管理

API経由でServiceNow Security Operationsに取り込んだスキャンデータを構成情報と組み合わせ、「脆弱性一致アイテム」を生成。これをグルーピングし、脆弱性の重大度だけでなく ビジネスインパクトも加味して優先順位を算出できる形に整理します。

パッチ適用作業の管理

ServiceNow ITSMの変更機能を利用し、パッチ適用作業を管理。作業漏れを防ぐほか、期日を過ぎた作業について許容や誤検知であることが明らかなものは、ワークフローによって自動で例外に分類し、無駄な作業を最小化します。

対応完了の自動確認

パッチ適用完了後、ServiceNow Security Operationsが自動で脆弱性スキャナーに対して再スキャンを指示。脆弱性解消が確認されれば自動でクローズ、再度発見された場合はもう一度プロセスを再開します。

システム運⽤業務の⾃動化

運用管理ソリューション Hinemos連携

当社が提供する統合運用管理ソフトウェア「Hinemos」と、ServiceNowを連携することでITサービス運用の集約化・自動化を強化します。ServiceNowのワークフローを用いてHinemosの基本操作や、監視・ジョブ管理イベントのインシデント自動起票など、ITサービス運用の高度化を支援します。

メリット

・ワークフローによる運用業務の自動化でヒューマンエラーのリスクを最小化
・対応状況を可視化し、スピーディーな状況把握が可能
・タイムリーで正確な構成情報管理を実現

ServiceNowとHinemosの連携イメージ

ServiceNowとHinemosの連携で実現できること

ワークフロー連携機能

ServiceNowをインターフェースとして、ジョブ実行などHinemosの各種操作が可能。ワークフローを用いて自動化することもでき、運用プロセス管理の効率化とサービスレベル向上を実現します。

CMDB連携機能

Hinemosで収集した構成情報をServiceNowのCMDBと連携し、タイムリーで正確なCMDBの一元管理を実現します。

インシデント連携機能

Hinemosの監視やジョブ管理におけるイベント情報を、ServiceNowのインシデントとして自動で起票。データ変換やイベント連携など柔軟に対応できます。

導入後の問い合わせやバージョンアップをスムーズに

ITSMサポートサービス

導入後のServiceNowへのお問い合わせやバージョンアップを支援するサービスです。目的や組織の様々な実情に合わせて、完全アウトソーシングでの利用もしくは一部サービスを利用するかの選択が可能です。

メリット

・複数に分かれているServiceNowの問い合わせ窓口を一元化
・全て日本語で問い合わせ可能
・既存設定への影響を考慮したバージョンアップをご支援

ITSMサポートサービスのサービスメニュー

Q&Aサポート・情報提供

問い合わせ窓口としてのポータルサイトを提供します。標準仕様・機能についてのQ&A対応のほか、本来英文で届くServiceNowからのお知らせメールを日本語化した状態で情報提供します。

バージョンアップ支援サービス

バージョンアップに伴う影響調査と必要な改修を含むバージョンアップを実施します。

テスト自動化支援サービス

ServiceNowが提供するATF(Automated Test Framework)を利用してフレームワークを用いてテストを自動化します。

Upgrade支援コンサルティングサービス

お客様ご自身でアップグレード作業を継続的に実施できるよう、初回作業・計画の立案・ノウハウ提供など、様々な形で運用体制構築をご支援します。

お客様センター~ServiceNow間のセキュアな通信を確保

ServiceNow Secured over VPN(NTTコミュニケーションズ株式会社提供サービス)

ServiceNowとお客様の環境をVPNにより閉域接続し、セキュアな通信を確保するソリューションです。ServiceNowを利用中のお客様は、VPN接続のみ提供することも可能です。

メリット

・セキュリティポリシー上、インターネット接続が難しいケースでもServiceNowを利用可能に
・利用状況に応じて、VPN接続区間の帯域幅を柔軟に選択可能
・ダイレクトコネクトを自前で敷設する必要がなく、クイックスタートが可能

ServiceNowと自治体専用総合行政ネットワークをセキュアにつなげる

R-Cloud Proxy(株式会社両備システムズ提供サービス)

自治体専用の総合行政ネットワーク(LGWAN)からServiceNowへのセキュアな接続を可能にするクラウドアクセスサービス(LGWAN-ASP)です。本ソリューションは株式会社両備システムズが提供しております。

メリット

・インターネット接続が不要となることで、機密性の高いデータを安全に取り扱い可能
・独自の認証APIによってServiceNowとシームレスな連携が可能
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