DXの取り組みの中でITサービス運用の改善を望む声が多くあります。具体的にはITサービス運用の「集約化」・「自動化」による高度化を期待する声です。
当社がご提供する運用管理ソリューションHinemosは700以上のシステムに導入され、品質の高いITサービス運用に貢献してまいりました。さらに、ServiceNowのサービスマネジメント機能や自動化機能と連携することで、ITサービス運用全体の集約化、自動化を強化することが可能となります。
概要
Hinemosで収集したITサービスの構成情報をServiceNowの構成管理データベース(CMDB)と同期させ一元管理することを連携の中心に据え、それに加え、ServiceNowのワークフローによるHinemosの基本操作の実現、Hinemosの監視やジョブ管理のイベントをServiceNowのインシデントとして自動起票など、HinemosとServiceNowを相互に連携することでITサービス運用の高度化を支援します。
特長
ITオペレーションマネジメント分野とITサービスマネジメント分野におけるITサービス運用の全体最適化を実現します。
ITサービス運用プロセスの効率化
鮮度の高いCMDB構築の自動化と一元管理
主な機能
CMDB連携
ServiceNowの「Service Graph Connector」を利用して、Hinemosで収集した構成情報をServiceNowのCMDBと連携し、タイムリーで正確なCMDBの一元管理を支援します。
ワークフロー連携
ServiceNowのワークフローからHinemos の操作を簡易に行い、運用プロセス管理の効率化とサービスレベルの向上を実現します。
ServiceNowの運用ワークフローをインターフェースとして、Hinemosに対する各種操作を行うことができます。
インシデント連携
Hinemosの監視やジョブ管理におけるイベント情報を、ServiceNowのインシデントとして簡易に起票する方法を提供します。以下の3つの連携方式がございます。
- イベント連携…HinemosのイベントをServiceNowのイベントと連携
- インバウンドイベント連携・・・Hinemosのイベントを任意のデータ形式に変換しイベントと連携
- インシデント連携・・・Hinemosのイベントを直接ServiceNowのインシデントとして連携
システム構成
ServiceNow Hinemos連携を利用するためには、HinemosマネージャとクラウドサービスであるServiceNowを通信させる必要がございます。
ServiceNowが提供するMIDサーバーを利用すると、Hinemosマネージャをインターネットに接続できるセグメントに設置することなく、HinemosマネージャとServiceNowを接続することができます。
お問い合わせ先
ServiceNow Hinemos連携のお問い合わせはHinemosポータルサイトでお受けしております。