Quick Replyとは
Quick Replyは、業務ナレッジの蓄積、活用をAIで支援するクラウドサービスです。「FAQ登録」「FAQ検索」「学習データ登録」「FAQ・学習データ管理」の4つの特長があり、既存のメール環境を変えることなく、最小限の負担で業務の効率化を実現できます。現場担当者がナレッジを蓄積・活用できる仕組みを提供することで、これまでシステム管理者に集中しがちだった、業務ナレッジの精査や、AIによる回答の正誤チェック、学習データの登録など、AI運用の負担を軽減するとともに、現場で必要とされる業務ナレッジをスピーディーに登録・メンテナンスすることが可能になります。
業務ナレッジを活⽤する上での課題
- 過去に何度も同じ質問に
回答している - 回答の作成に過去のメール履歴を
検索・参照している。 - 問合せ対応時、
特定の有識者に聞かないと分からない。 - 日常業務が忙しくて
業務ナレッジ集を作成する時間がない。
業務ナレッジを活用するには、有効な問合せ/回答データを整理し蓄積することが必要です。ただし、蓄積が目的化すると、業務負担が増えるため、業務フローの中で負荷なく蓄積するための仕組みづくりが必要です。また、蓄積されたナレッジは業務に携わる複数人から参照できるようにし、容易に活用できる仕組みが必要となります。
業務ナレッジをQuick Replyで
活用することで解決
Quick Replyは、お使いのメーラー環境にアドインをインストールするだけで、メーラーに届いた問い合せを簡単にQuick Replyで検索し、『返信メールの回答として挿入する』、『メーラーで作成した回答文を新規FAQに登録する』などの機能を使うことができるため、業務ナレッジの蓄積、活用、学習(活用の高度化)をサポートし、業務ナレッジがゼロの状態からお使いいただけるクラウドサービスです。


ヘルプデスク
- ・自端末の過去メールを検索し、類似の回答をコピペして回答文を作成する
- ・ファイルサーバーのいろいろなフォルダを掘り起し、取扱説明書、仕様書、リリースノートなどから、回答に必要な製品情報を探し出す
- ・FAQシステムを参照する

営業
- ・自端末の過去メールを検索し、類似の回答をコピペして回答文を作成する
- ・ベンダーに電話・メールでエスカレーションし、その回答をコピー&ペーストして回答
- ・社内の有識者に確認したうえで回答

総務、人事などのバックオフィス
- ・自端末の過去メールを検索し、類似の回答をコピー&ペーストして回答文を作成する。
- ・社内システムがたくさんあるため、ツールの使い方と運用ルールをマスターしなければならない。
- ・派遣社員が交代するたびに、イチから教えなくてはならない。
詳細機能
FAQ検索
FAQ検索を行いたい問い合せ文を選択し、右クリックメニューから検索実行することで、サイドウインドウに検索結果が表示されます。検索結果はワンクリックで返信メールに挿入できるため、簡単に返信文の作成が可能です。

FAQ登録
回答文欄にメールの返信文を作成することで、問合せ対応をすると同時に、質問文(Q)と回答文(A)の組み合わせを新規FAQとして、登録依頼することができます。

学習データ登録他
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01
FAQ詳細 - FAQの質問文、回答文、利用回数などの詳細情報を参照するダイアログが表示されます。
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02
学習データ登録依頼 - 検索結果に対して、学習データ(言い換え表現)を登録するダイアログが表示されます。
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03
フィードバック - 検索結果に対して、満足の度合いの評価結果をQuick Replyに送信するダイアログが表示されます。(右側に展開されるサブメニューから、ダイアログの表示とコメントの記入なしでフィードバックを送信できます。)

FAQ・学習データ管理画面
ブラウザからアクセスできる管理画面より、FAQ・学習データを手動で追加・編集することが可能です。また、新規のFAQ登録依頼を学習対象として承認するなども管理画面で設定可能です。


