背景
結核は世界の死亡原因トップ10の一つで、2019年には結核により140万人が亡くなっています。この結核の流行を2030年までに終息させることは、持続可能な開発目標(SDGs)の健康目標の一つです。結核根絶に向けた課題の一つに、乏しい診断機会や結核発見の遅れが患者個人の重症化やさらなる蔓延を招いていることから、医療へのアクセスが困難な地域における結核患者の早期発見が重要とされています。
NTTデータは、インドにおけるパートナー会社であるDeepTek社とともに本プロジェクトに対しての支援を実施しています。(注2)
当社もNTTデータグループの一員としてESG経営に取り組んでおり、結核撲滅はWHOが取り組む主要課題であり本プロジェクトは世界的に貢献度が高いことから、今年度本プロジェクト支援を実施することとしました。
今後も当社は結核撲滅に向けて、AIやクラウド等の技術提供や他の都市への展開を支援してまいります。
図1)DeepTek社の画像診断AI技術 ― 患者の医療画像から疾病をAI技術で分析し、医師の診断を支援
- (注1)DeepTek社(読み:ディープテック)は、NTTデータが出資する、インドに本社をおきAI医療画像診断ソリューションおよび、遠隔読影サービスを提供するスタートアップです。
- (注2)AI画像技術を活用し、インドで10万人に結核診断へのアクセスを支援
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2021/012901/
本件に関するお問い合わせ先
NTTデータ先端技術株式会社
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グローバルテクノロジー担当
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