アジャイル/DevOpsコラム
Tweet
チーム開発の視点が変わる アジャイル開発の新常識

ソフトウェアソリューション事業本部
APテクノロジー事業部
アジャイル・インキュベーション担当
梶原 直人(監修)
はじめに
アジャイル開発の現場では迅速な変化への対応が求められます。チームワークの面だけでなく、社内での調整や技術選定についても、現場責任者は日々新たな課題と向き合う必要があります。本連載ではアジャイル開発で頻出する課題や、リモートワーク対応といった喫緊の課題について、即効性のある解決策をお届けします。
(本コラムは、技術評論社「Software Design」に寄稿したコラムを掲載しています)
- 第1回 コロナ時代のリモートアジャイル(2021.07.05)
- 第2回 アーキテクチャから考える大規模アジャイルの最適化(2021.07.28)
- 第3回 初めての新規サービス開発(価値創出編)(2021.08.26)
- 第4回 初めての新規サービス開発(実践編)(2021.09.15)
- 第5回 アジャイル開発におけるステークホルダとの付き合い(2021.10.20)
- 第6回 アジャイル開発のマイクロサービス化に欠かせない可観測性(2021.11.05)
- 第7回 手段が目的になっていない? アジャイルなテスト自動化とは(2021.11.25)
- 第8回 アンチパターンから学ぶ「なんちゃってアジャイル」からの脱却方法(2022.01.13)
- 第9回 意外とわかってない?スクラムマスターの役割法(2022.02.14)
- 第10回 アジャイルアーキテクトの心得(2022.03.31)
- 第11回 アジャイルだとバグだらけ?正しく品質と向き合おう(2022.05.31)
- 第12回 XPは古くなんかない!理解を深めて効果的に取り入れよう(2022.07.06)
システムがシステムを創る ~ 環境構築と運用の自動化技術

菅原 亮

岡本 隆史
はじめに
昨今、環境構築と運用の自動化が注目を浴びています。ビッグデータを扱うシステムやクラウドのように、大量のサーバーを必要とするシステムは増加の一途をたどっています。またこれら大量のサーバーを構築し運用する労力は、従来のシステムと比べ物にならないほど大きくなっています。さらにImmutable Infrastructureのような、サーバーを「使い捨て」にする考え方も注目されつつあり、このような分野でも自動化はますます注目されていくでしょう。ところがいざ自動化を導入しようとしても、さまざまなツールや仕組みがあり、どれを使えば良いのかわからないという方も多いでしょう。また環境構築と運用の自動化に関する多くの解説は、ある程度以上の技量を持った技術者向けとなっており、導入への敷居を高くする一因になっているように見えます。
本コラムでは、より多くの方に環境構築と運用の自動化の恩恵が受けられる事を目指し、基礎的な内容から各種ツールの使い方や応用まで、実践的な例を交えながら書いていければと思います。