基礎から学ぶVMware

VMware認定資格の種類

上堂薗 健
プラットフォーム事業部 INTELLILINK Training Academy 専属契約講師
上堂薗 健

昨今、システム基盤の調達では「仮想化」は必ずといって良いほど求められており、システム基盤開発の必須要件となりつつあります。調達要件として「VMware Certified Professional(VCP)」取得者の参画が含まれる案件も少なくありません。

VMwareの認定資格は、製品ジャンルを基に次の4つに分類されます。提供されている製品は幅広く、必然的に仮想化技術者にはさまざまな知識が必要となります。

  • Data Center Virtualization
    vSphereを用いたサーバ仮想化に関する認定資格
  • Cloud Management and Automation
    vRealizeを用いた仮想基盤の管理・自動化に関する認定資格
  • Desktop and Mobility
    Horizonを用いたデスクトップ仮想化に関する認定資格
  • Network Virtualization
    NSXを用いたネットワーク仮想化に関する認定資格

このコラムでは、当社のVMware認定インストラクター(VCI) より、仮想化技術者に必要な基礎知識から実案件で活用できるノウハウ、仮想化製品の最新機能まで、さまざまな情報をお届けいたします。各回でVMware認定資格の取得に役立つ情報も提供させていただきますので、皆さまの学習の一助となれば幸いでございます。

第1回 VMware認定資格の種類

連載の初回として、VMwareが提供している認定資格と仮想化製品の全体像を確認しておきましょう。
まず、VMwareの認定資格は、営業向け・技術者向けの2種類があります。
2016年8月12日