Oracleコラム
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最前線のエンジニア・チームが考える!Oracle Autonomous Database Cloud 徹底活用
「新しいサービスの追加やビジネス領域の拡大で日々増えていくデータを適切に蓄積・管理し、 必要なタイミングに必要なかたちで抽出して経営に活かす」
言葉にするのは簡単で、おそらく誰もが実現したいデータ基盤の理想像ですが、現実はそう甘くありません。
増え続けるデータ量や種類に対応できるだけの基盤を設計・構築するには高度なスキルを持ったエンジニアが必要になりますし、安定した運用を続けるためにはチューニングやバックアップといった管理作業にもリソースを割かなくてはいけません。
また近年では、経営層の戦略策定や意思決定をサポートする目的だけでなく、企画・営業・商品開発など多種多様な役割をもったユーザが、それぞれのアイデア・仮説をもってデータを分析し、得られた知見を現場のオペレーションに活用するというモデルの必要性も謳われるようになってきました。
そうなってくるとデータ管理者は企業内に散らばったデータの統合や、ビジネスユーザーとのより密接なコミュニケーション、急増するシステム間連携やユーザのアクセス増に耐えうるデータ基盤の再設計・増強といった新しいタスクと、前述したような従来の運用タスクを両立させることになります。技術者不足の問題が年々深刻化している昨今の状況で、テクノロジを駆使した省力化が今後のビジネスの発展に必須であることは、もはや明白と言ってよいでしょう。
本シリーズでは、上記のような課題を解決すべく Oracle 社が市場に投入し、2019年5月には日本にも上陸したクラウドベースの自律型分析用データベース Oracle Autonomous Data Warehouse Cloud (ADWC) に注目し、始め方からすぐに真似できる活用方法、実用をふまえたシステムへの組み込み方など、さまざまなトピックを日々お客さまのデータ管理を支えるエンジニアが個性豊かに紹介していきます。
クラウド時代のデータ利活用を軌道に乗せるには何から検討し取り組むべきなのか、本シリーズが悩めるデータ管理者やマネージャの方のちょっとしたヒントになれば幸いです。
導入:データ利活用による課題解決と新たな価値創出の実現に向けて
業務データについて、従来のように経営戦略のためだけに活用するのではなく、現場のメンバーが主体的に活用することで、あらゆる場面での課題解決や新たな…
チュートリアル: データの可視化を始めてみよう ~ADWC準備編~
今回から数回に分けて ADWC の構築とサンプルデータのロード…
チュートリアル:データの可視化を始めてみよう ~ データ準備・ロード編 ~
今回は、ADWC へ手元のデータをロードするところまで行います。
Oracle Cloud 最新機能紹介:Oracle Functions でサーバーレスをはじめよう ~ Python で ADWC に接続 ~
イベントドリブンで呼び出せるイベントサービスの「 Oracle Cloud Infrastructure Events 」と一緒に利用することで、Oracle Cloud 上の特定のイベントが発生した際に…
Oracle Cloud 最新機能紹介:Oracle Data Safe を使ってみよう ~ Data Masking でお手軽データ匿名化 ~
その中で「Oracle Cloud Free Tier」という無償でOracle Cloud を利用することができるサービスが発表されました。
これまでも 30日間有効な、300ドル分の無償利用枠が…
Oracle Cloud 無料枠(Free Tier)で Autonomous Database を構築してみよう ~ oci-quickstartで簡単デモ環境構築 ~
今回は、この無償枠を使って Oracle Cloud 初心者の私がデモ環境を簡単に作ってみようと思います。
デモ環境の資材には、Oracle社の Ben Lackey さんが…
Oracle Cloud 機能紹介:Autonomous Database を監視してみよう ~ OMC を使用した監視編 ~
下記の URL に記載がありますが、「アプリケーションのヘルスとパフォーマンスのモニタリング」や「データベース・アラートのモニタリング」はユーザー側が実施する必要が…
Oracle Cloud 関連情報:Oracle Autonomous Database に移行してみよう ~ MV2ADB を使用した移行編 ~
オーソドックスな方法としては、やはり Oracle Data Pump を使用して移行する方法になるでしょうか。on-premise での移行方法とおおむね同じですが…
チュートリアル:Oracle Data Visualization Desktop ( Oracle Analytics Desktop )でデータを可視化してみよう ~ Excelファイル編 ~
DVDは Oracle Analytics Desktop と表示されるケースもあります。
マニュアルでは、DVDではなく、Oracle Analytics Desktop の…
Oracleコラム ボトル片手にOracleデータベース
はじめまして。これから不定期でコラムを書くことになりました。内容としては、Oracle製品を中心としたインフラ領域に関することを予定しています。だけれど、それなりに長くIT業界にいるので、個別の製品にとらわれない、何か面白いことや役立つことも書ければと考えています。
わたし自身は、以前Oracleデータベースに関する雑誌連載や書籍を書いていたこともあって、Oracleにどっぷりだった時期も長いのですが、最近はLinuxを中心としたオープンソースソフトウェア(OSS)にもかかわっています。
商用製品、OSSのどちらにも良さや適した分野があり、それらをいかにうまく活用するかがエンジニアの腕の見せ所の一つでしょう。顧客要件もあるので、好き勝手な製品選択はできませんが、クラウドも含めた幅広い製品知識・見識を持つことはエンジニアとして重要だと考えています。
また近年注目しているのは、継続的インテグレーションや継続的デプロイメント/デリバリー、DevOps、インフラの自動化といった、システム開発・運用プロセス全体の新しいムーブメントです。すべてのシステムや企業に適用できるわけではありませんが、長らく「労働集約型」と言われてきたIT業界に変化が訪れることを願ってやみません。
最近では、新しいデプロイ手法である「ブルー・グリーン・デプロイメント」「Immutable Infrastructure」の話を聞いたときには、その割り切りぶりに驚きました(これらの用語の詳細はネットで検索してください)。こちらも適用できるシステムは限定的ですが、これらを提唱した人たちのすごさを感じます。
だいぶ話がそれてしまいましたが、ここで少しわれわれオラクル事業部の紹介をします。
オラクル事業部は、名前の通りOracle製品を取り扱う事業部です。NTTデータグループにおけるOracle製品の専門部隊として、Oracle製品の販売(ERP関連製品を除く)から製品サポートまでワンストップで提供するとともに、技術支援サービスとしてOracle製品を使ったインフラ構築を行っています。最近ではExadataをはじめとするEngineered Systemsを利用した構築案件を多数手掛けています。
事業部の業務内容の詳細は、こちらのページをご覧ください。
http://www.intellilink.co.jp/business/platform/oracle