当社社員が作成協力した「セキュリティ対応組織の教科書 第3.2版」が公開されました
ISOG-J(日本セキュリティオペレーション事業者協議会)より、当社セキュリティ&テクノロジーコンサルティング事業本部の河島 君知、藤原 稔也が作成協力している「セキュリティ対応組織の教科書 第3.2版」が公開されました。
「セキュリティ対応組織の教科書」は、日本のセキュリティオペレーション事業従事者たちがまとめた組織構築・運用ノウハウと国際勧告ITU-T X.1060を統合し、グローバルにも適用できるセキュリティ体制構築・運用・評価のフレームワークを提供しています。
今回公開される第3.2版では、64のサービスの着手事例が新たに紹介されています。これらの事例は、実際の運用に基づいた具体的なアプローチを示しており、セキュリティ対応組織が参考にできる貴重な情報が提供されています。また、セキュリティ対応組織の教科書 第2.1版からセルフアセスメントシートが刷新され、より実践的で具体的な評価が可能となっています。
企業内のCSO、CISO、CRO、SOC、CSIRT、内部統制担当、またそういった方を補佐、支援、サポートする方々は是非ご活用ください。
セキュリティ対応組織の教科書 第3.2版
https://isog-j.org/output/2023/Textbook_soc-csirt_v3.html
セキュリティ&テクノロジーコンサルティング事業本部 セキュリティイノベーション事業部 マネージドセキュリティサービス担当 担当部長
河島 君知
セキュリティ&テクノロジーコンサルティング事業本部 セキュリティイノベーション事業部 マネージドセキュリティサービス担当
藤原 稔也
関連情報
2024年11月に開催される「Internet Week 2024」にて、当社社員が登壇します。
詳細は以下をご覧ください。
https://www.intellilink.co.jp/topics/seminar_event/2024/101600.aspx
当社はJNSAが発行する「今すぐ実践できる工場セキュリティハンドブック」の作成にも協力しています。
国際勧告 ITU-T X.1060 について
2021年11月、世界規模で電気通信を標準化することを目的に勧告を作成する国連機関「ITU-T」により、サイバーディフェンスセンターを構築・運用するためのフレームワークが記載されている国際勧告「X.1060」が発行されました。また、2022年2月、日本国内の情報通信ネットワークに関する標準化を扱うTTC(一般社団法人情報通信技術委員会)にて国際勧告「X.1060」が「JT-X1060」として制定されました。
この「X.1060」「JT-X1060」は、SOCやCSIRTなどサイバーセキュリティ対応を担う組織構築・運営のガイドとなるISOG-Jの「セキュリティ対応組織の教科書v2.1」を基に作成されたものです。
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