国内初「AWS Jam - Architecting 1 Day」の提供開始

~NTTデータMSEと合同で「AWS Jam - Architecting 1 Day」を開催しました~

お知らせ
お知らせ - 2025.02.18
     

株式会社NTTデータ先端技術(以下、NTTデータ先端技術)にてIT研修の開催・研修コンサルティング・オリジナルコースの開発などを提供する「INTELLILINK Training Academy」は、AWS認定トレーニングパートナーとしてAWS学習者のための研修やトレーニングのコースを提供しています。

2024年秋には、実際の AWS ユースケースを模した課題を解決するゲーム型学習「AWS Jam」をお客様社内で実施するためのクラスルーム型の支援プログラム「AWS Jam - Architecting 1 Day」の提供を、日本国内において初めて開始しました。

「AWS Jam」とは

AWS Jamは、AWSが提供するゲーム型の学習コンテンツです。
参加者は、一時的に AWS 環境と要件が与えられ、規定時間の中でどれだけ多くの課題(チャレンジ)を解けるかを競います。セキュリティの分野でよく実施されるCTF(Capture The Flag)とよく似ています。出題されるチャレンジは、AWSエンジニアが実務にて遭遇する問題から抽出されており、実践的な内容となっています。

  • チャレンジは、実際のプロジェクトで発生する問題をベースに作成しているものも用意されており、実践力を測ることが可能
  • 参加者はチームを作り、協力して問題を解くことが奨励されるため、チームビルディングやコミュニケーションイベントとしても有効
  • イベントを通して楽しみながらスキル定着度の検証も可能

「AWS Jam - Architecting 1 Day」概要

「AWS Jam - Architecting 1 Day」は、クラスルームトレーニング「Architecting on AWS」に紐づくJamキットで、通常のトレーニングに加え、1 日をかけてAWS Jamも実施する追加オプションです。出題されるチャレンジは、クラスルームトレーニングで扱ったトピックが集められており、ゲームを通じ同僚と楽しく競いながらトレーニングで学んだ内容を実践できるかを検証できます。

参考情報

NTTデータMSEと当社合同イベントの実施

「AWS Jam - Architecting 1 Day」の提供開始にあたり、NTTデータ先端技術と株式会社NTTデータMSE(以下、NTTデータMSE)は合同で、両社の技術者の交流を目的にAWS Jamを開催しました。
当日は、NTTデータMSEから18名、当社から37名の技術者が参加し、メインファシリテーターをNTTデータ先端技術のAWS認定トレーナーの煤田 弘法(すすた ひろのり)、西城 俊介(さいじょう しゅんすけ)が務めたほか、AWSからも数名のサポーターにご協力いただきました。

会場に到着後、事前に決められたチームに分かれて着席し、PCセットアップ・アイスブレイクをしながら開演時刻までを過ごしました。今回は、技術者交流を目的としていたことから、4人1チームとし、さらに全員が手持無沙汰にならずに課題に参加できるようにチーム内でも2人組のペアに分かれて、1つの画面を一緒に操作しながら課題に取り組みました。
イベント冒頭、イベントの趣旨、Jamの概要とルール、操作方法を主催者とファシリテーターより説明したのち、ゲームを開始しました。
全員で「Let's Jam」の掛け声でこの戦いの火ぶたは切られました。約4時間の中で、チームでチャレンジを解いていき、どのチームが最も高いスコアを獲得できるか競います。参考書やヒントの使用もできます。ただし、ヒントを使用するにはチャレンジを解いた時に獲得できるスコアが減るペナルティが発生するため、使いすぎには注意です。

「Let's Jam」の掛け声でゲームスタート

「Let's Jam」の掛け声でゲームスタート

ゲームが始まると早速各チームから話し合いをする声が聞こえて、和やかなムードで進行しました。会場に用意されたスクリーン上のスコアボードには、状況がリアルタイムで表示されました。スコアボード上のグラフに動きがあると、ファシリテーターによる実況が行われ、イベントは進行していきます。ゲーム終了まで勝利の行方が分からず、見ている側も参加者側も熱くなる戦いが終始繰り広げられました。

和気あいあいとゲームに取り組んでいる様子

和気あいあいとゲームに取り組んでいる様子

今回の挑戦者たちは実力者揃いで、「AWS Jam - Architecting 1 Day」の全チャレンジをクリアするチームが続出しました。AWS Jamは、全チャレンジをクリアしても、ヒントを使った回数と、クリアした速さによって順位がきまるため、チームの戦略も重要になってきます。最後まで優勝チームが分からず、とても高いレベルの戦いが繰り広げられました。

今後も、さらに多くの技術者が集まる企画をしていきます。

参加者の声

「難しい問題もあったが、普段の業務で触れている部分はチームをリードして進められた」「自分の理解度を図る機会になった」「普段繋がりのないメンバーと交流できてよかった」などとポジティブなコメントと、次回開催を望む声も多くいただきました。

関連リンク

当社社員が執筆した書籍「AWS教科書 AWS認定クラウドプラクティショナー テキスト&問題集」(第2弾)が発売
https://www.intellilink.co.jp/topics/notification/2024/091200.aspx

AWS Authorized Instructor Award 2023 において、上記書籍の執筆協力者であり、当社所属のAWS認定インストラクターである田中 勇希が「Best Instructor CSAT」を受賞しました
https://aws.amazon.com/jp/blogs/psa/aws-authorized-instructor-award-2023/

INTELLILINK Training Academy AWS認定トレーニング
https://academy.intellilink.co.jp/course-aws

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