Oracleライセンス購入ガイド - Oracle Database製品ラインナップ
Oracle Database Enterprise Edition (DB EE)
パフォーマンス向上、可用性向上、セキュリティ強化などのさまざまな機能が利用できるデーターベースです。
- 有償オプションの追加も可能です。
- 最少ユーザー数は、25NUP/1Processorです。
- マルチコアプロセッサーをご利用の場合、コア係数の適用が必要です。
Oracle Database Standard Edition 2 (DB SE2)
手ごろな価格で必要な機能を備えたデータベースです。
- 適用可能ハードウェア(H/W)の制限があります。
- 制限付でOracle Real Application Clusters (RAC)が利用できます。
※Oracle Database 19Cから非サポートになります。 - 最少ユーザー数は、10NUP/1コンピューターです。
特長
- Oracle Database Standard Edition 2 は、最大搭載可能プロセッサー数が2(2ソケット)※1のサーバーに対してのみ、使用権が許諾されます。
- RAC構成の場合は1CPU(プロセッサー) x 2ノードの構成で利用可能です。 適用可能なサーバーは最大2ソケットで変わりません。
- 許諾されたライセンス数に関わらず、各 Oracle Database Standard Edition 2 データベースは、常時1インスタンスあたり最大16CPUスレッド※2を使用することができます。
- RAC構成の場合、各 Oracle Database Standard Edition 2 データベースは常時1インスタンスあたり最大8CPUスレッドを使用することができます。
- お客さまがNamed User Plus(NUP)ライセンスを注文する場合、1台のサーバを使用するユーザー数が10名未満でも10NUPが必要となります。
- ※1:最大搭載可能プロセッサー数(ソケット)については、以下URLの用語解説内、Processorライセンス項目も併せてご参照ください。
http://www.oracle.com/jp/corporate/pricing/word/index.html - ※2:CPUスレッドは、搭載されているCPUコア数とは必ずしも同一ではなく、例えばインテル社のCPUを搭載し、そのCPUでハイパー・スレッディングが 有効な場合、OSが認識している論理的なCPUコアを指します。SE2でのCPUスレッドの制限はOracle Database 12c(12.1.0.2以降)のソフトウェアでの技術的な制限として実装されおり、お客さまで設定いただく必要はありません。
Standard Edition 2 (SE2) ご利用可否例
サーバー構成イメージ | Case1 |
Case2 |
Case3 |
Case4 |
---|---|---|---|---|
最大搭載可能プロセッサー数 (ソケット数) |
1 | 2 | 2 | 4 |
実搭載プロセッサー数 |
1 | 1 | 2 | 2 |
SE2利用可否 | ○ | ○ | ○ | × |
SE2でのRAC利用可否 (上記マシン2台でのRAC構成) |
○ | ○ | × | × |
補足 | 搭載可能プロセッサー数が2(2ソケット)以内のため、SE2、SE2RACいずれも利用可能です。 | 搭載可能プロセッサー数が2(2ソケット)以内のため、SE2、SE2RACいずれも利用可能です。 | SE2RAC構成は1CPU(プロセッサー) x 2ノードの構成のみ可能なので、利用できません。 | 搭載可能プロセッサー数が2(2ソケット)以上のため、SE2/SE2RAC いずれも利用できません。 |
Oracle Database製品の価格
製品名 | 価格単位 | ライセンス価格 | サポート価格 |
---|---|---|---|
Oracle Database Enterprise Edition | Named User Plus | 147,250円 | 32,395円 |
Processor | 7,362,500円 | 1,619,750円 | |
Oracle Database Standard Edition 2 | Named User Plus | 54,250円 | 11,935円 |
Processor | 2,712,500円 | 596,750円 |
・価格はすべて税抜き価格です。
・価格は記載時点のものです。最新の価格は、当社営業担当までお問い合わせください。