Endpoint コラム 速報編(2021年12月更新):Windows 11 vs Windows 10 のライフサイクル

Microsoft

2021.12.10

  

2021年10月5日のWindows 11リリースに合わせた速報です。
Microsoftコラムでも人気の高いSAC vs LTSC風に、Windows 11 vs Windows 10 のライフサイクルに関する話題をお届けしたいと思います。

Windows 11 のシステム要件

https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11 をご覧ください。

アップグレードに引っ掛かるとしたら、

  • プロセッサー:1 ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサーまたは System on a Chip (SoC)
  • ➢ Intelであれば基本的に第8世代 (Coffee Lake) 以降が必要、第7世代 (Kaby Lake) が2016年リリースのち賞味期限3年と仮定すると微妙に引っ掛かりそうです
  • システムファームウェア:UEFI、セキュア ブート対応
  • ➢ セキュアブート外していることがたまにある
  • TPM:トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0
  • ➢ サーバーだとTPM1.2がパラパラ見受けられますがPCの場合はそうそうないか?

と言ったところですね。

私のSurface Pro(いわゆる Surface Pro 5)はプロセッサー要件を満たしていないので、Windows Insider Programで↓のように怒られています。
プロセッサー要件を満たしていない場合のWindows Insider Programメッセージ

SAC のサポートライフサイクル

SAC のサポートライフサイクル

※ Win10 22H1以降は更新時点でまだ公式情報がないため本コラム内の想定です
2021年11月更新 Win10 21H2 のリリースを反映しました
2021年12月更新 Windows 10 ライフサイクルの変更を反映しました(Win10 22H1の削除)

まずWindows 11の周辺ソフトウェアがいきなり揃ったりもしないでしょうから、半年程度の味見期間を置いて2022年4月から展開と仮定しますと、以下の3つのシナリオに分かれそうです。

  • Windows 10 Pro 20H2から一度21H2に上げたのち、Windows 11 22H2狙い
  • Windows 10 Pro 21H1からWin11 21H2狙い
  • 2021年12月更新 Windows 10 22H1のリリースがなくなりましたので、現状狙えるのはここだけかと…
  • Windows 10 Ent 20H2からダイレクトにWindows 11 22H2狙い

あとWindows 10 21H2のあとは延長サポートっぽく品質更新プログラム(QU)のみで継続するという可能性もありますので、その場合は4番目のシナリオが出てくるかもしれません。

いずれにせよWindows 11リリースから1年間は時間がありそうですので、多少の余裕は持てそうですね。

LTSC のサポートライフサイクル

2021年11月更新

LTSC/LTSBのサポートライフサイクル

2021年11月16日にWin10 21H2 と合わせて LTSC 2021 がリリースされました。
一部記載の追い付いていないところもあるようですが、権威ある機関にも確認したところ従前の情報どおりサポート期間は5年に短縮されているとのことです。
LTSC 2019のサポート期間は変更なしですので延長サポート込みだと逆転しちゃいました。

[LTSC 2021 Windows 10 Enterprise新機能 - ライフサイクル]
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/whats-new/ltsc/whats-new-windows-10-2021#%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB

[Windows 10 Enterprise LTSC 2021]
https://docs.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/products/windows-10-enterprise-ltsc-2021

プロセッサーのサポート

おそらくWindows 11 SACはこれまでと同じポリシーだと思いますので、機能更新プログラム(FU)に合わせて未来のプロセッサーにも対応していくものと思われます。引っかかるのがWindows 10 SACの方で、「21H2以降FU出しません」 みたいなことになってプロセッサーサポートの凍結があり得るかもしれません。
LTSCは “当該バージョンリリース時の最新のプロセッサーまでしかサポートされない” ですね。

2021年11月更新

参考までに 直近の標準的なPC向けIntel CPU アーキテクチャの一覧です。

世代コードネームリリース
8 Coffee Lake 2017/9
9 Coffee Lake 2018/10
10 Comet Lake 2020/5
11 Rocket Lake 2021/3
12 Alder Lake 2021/11

Microsoft 365関連のサポート

SACに関してはプロセッサーのサポートと同様にFUに連動する形です、もしかしたらWindows 10はOSサポート期限よりも早く Microsoft 365 Appsのサポートが切られる可能性はあるかと。

LTSCはOSとOffice(のLTSC)が足並みを揃えてきています。LTSC 2021でOSのサポート期限が10年から5年に短縮されましたので、バージョンアップはPC/OS/Officeの3点セットと言うシンプルな考え方に収束しつつある印象です。

2021年12月更新

Office(≠Microsoft 365 Apps)のサポートライフサイクル

Office(≠Microsoft 365 Apps)のサポートライフサイクルを掲載しました。
これ2016/2019と2021でサポート終了が近くWindows 10 LTSCが2019と2021でサポート期間が逆転しているのと相まって、今すぐ更改の場合に2021シリーズに上げるか否か迷う結果になっていますね。
2024年あたりに次期バージョン出ると想定すると、Microsoft 365サポートがクリア(≒Microsoft 365は使わない)出来ればOfficeはバージョンアップなしが正解な気もします。

新機能の有用性

ここはプロセッサー/Microsoft 365関連よりも色濃く、明らかにWindows 11でのみリリースされる新機能が出てくると思います。

ほぼ素の状態でWindows 11の方がスタートメニューとか設定の動作がキビキビしていて好印象だったりもしますので、そのあたりの差が如実に開いていくんじゃないかとの感触もあります。

おわりに

今回は諸々の情報が出揃っていない中、駆け足で記載してみました。
今後 Windows 10 22H1 以降のアップデートや LTSC 2021(およびそれ以降)の情報も出てきますので、しばらくは本コラムにて更新情報をご提供しようかと思います。

最後に更新時点の感想、「Windows 10リリース時に比べたらサービスモデルもこなれて大分安心感ある」です。

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