【お知らせ】既存のOracleライセンスを活用可能なクラウド移行サービスを提供開始

~BYOL(Bring Your Own Licence)により、コストを抑えてオンプレミスからクラウド環境への移行が可能に~


お知らせ - 2019.05.08

NTTデータ先端技術株式会社(以下:NTTデータ先端技術)は、「Oracle Cloud」に関する「24/365サポート」と「クラウド損害保険」付帯により安心・安全なクラウド活用が可能なマネージドクラウドサービス「AXIASTA Cloud Managed Service」に対し、現在オンプレミスで利用しているOracleライセンスを流用可能な「BYOL対応メニュー」を追加し、5月8日より提供開始します。
「BYOL対応メニュー」は、現在オンプレミス環境でOracleを利用しているお客さまのライセンスを、BYOL形式で利活用することで、低コストで「AXIASTA Cloud Managed Service」に移行可能なサービスです。
「BYOL対応メニュー」にはOracle Cloudの導入や活用において簡単な相談ができる「ベースモデル」をはじめ、クイック環境構築、診断なども可能な「スタンダードモデル」、さらにシステム運用状況を監視など、より支援を強化した「ハイグレードモデル」の3種類を用意しており、お客さまのニーズに合わせた柔軟なサービス提供が可能です。
NTTデータ先端技術は、今後も「AXIASTA Cloud Managed Service」に対し、お客さま個々のニーズにあったサービスを拡充してお客さまのシステム運用支援を強化します。また、「AXIASTA Cloud Managed Service」を中心としたクラウドプラットフォームおよび関連サービスを積極的に提供していくことで、2022年度までに累計10億円のビジネス規模を目指します。

背景

昨今、ビジネス環境の変化にも柔軟に対応できるクラウド環境へのシステム移行ニーズは年々高まっています。
NTTデータ先端技術は、2019年1月より「Oracle Cloud」に対し、「24/365サポート」と「クラウド損害保険(注1)」を追加したマネージドクラウドサービス「AXIASTA Cloud Managed Service」の提供を開始しました。

図:「AXIASTA Cloud Managed Service BYOL対応メニュー」の概要図

図:「AXIASTA Cloud Managed Service BYOL対応メニュー」の概要図

そこでNTTデータ先端技術は今後より一層増加することが予想される上記のようなニーズに鑑み、今回「AXIASTA Cloud Managed Service」に対し、すでにオンプレミス環境でOracleライセンスを利用中のお客さまがコストを抑えてクラウド移行が可能な「BYOL対応メニュー」として体系化し、5月8日より提供を開始することとしました。

概要および特長

「AXIASTA Cloud Managed Service」には、NTTデータ先端技術が24時間365日、1次サポート窓口となって、Oracle Cloudに関する技術相談や障害発生時の支援などを行う「24/365サポート」および、お客さまが制御できないようなOracle Cloudに起因した障害が発生した際、お客さまが被る第三者への損害賠償金などの損害を補償する「損害保険サービス」が付帯している安心・安全なマネージドクラウドサービスです。
今回、この「AXIASTA Cloud Managed Service」に「BYOL対応メニュー」を追加し、お客さまがオンプレミス環境ですでに利用中のOracleライセンスをそのまま流用し、コストを抑えて「AXIASTA Cloud Managed Service」に移行できるようになりました。
「BYOL対応メニュー」には下記3種類のモデルを用意しており、お客さまのニーズや体制に合わせて選択が可能です。

①ベースモデル(年額200万円(税別)~)

Oracle Cloudの導入や活用についての相談など、簡単な支援を当社が行います。ベースモデルでは、以下のサービスを利用できます。

  • Oracle Cloudの導入効果を高めるためのQA対応
  • 当社がOracle Cloudに関する技術問い合わせ窓口となることで、ベンダーサポート応対にかかるお客さまの負担を低減

②スタンダードモデル(年額600万円(税別)~)

Oracle Cloudの活用サポートをはじめ、環境構築やDatabaseのセキュリティ診断等を追加した標準的なメニューです。スタンダードモデルは、「ベースモデル」にて提供するサービスに加え、追加で以下のサービスを利用できます。

  • 「導入前のアセスメント支援」により、Oracle Cloud導入検討にかかる負担を軽減
  • 当社推奨構成を基本としたクイック構築支援により、環境構築に関する負担を軽減
  • NTTデータ先端技術の統合運用管理ツール「Hinemos®」を利用したシステム監視基盤の構築

③ハイグレードモデル(年額1,400万円(税別)~)

Oracle Cloud上のシステム運用に対して、支援を強化した上位モデルです。当社のリモート監視センターがお客さまのシステム運用状況を監視し、有事の際はサポートと連携します。システムの運用負担を全面的に低減したいお客さま向けのメニューで、「スタンダードモデル」にて提供するサービスに加え、以下のサービスを利用できます。

  • 当社のシステム監視センターを利用できることで、お客様のシステム運用負担を大幅に低減

また、上記モデルに加え、お客さまの希望にあわせてオプションサービスを追加できます。

今後について

NTTデータ先端技術は、今後も多様化するお客さまのニーズに対応するべく「AXIASTA Cloud Managed Service」関連のサービス拡張を継続していきます。また、「AXIASTA Cloud Managed Service」を中心としたクラウドプラットフォームおよび関連サービスを積極的に提供していくことで、2022年度までに累計10億円のビジネス規模を目指します。

参考

  • (注1)本保険は、東京海上日動火災保険が提供するものです。なお、契約形態はNTTデータ先端技術が保険契約者、お客さまが被保険者となります。また、本保険はクラウドベンダー(オラクル社)の責任範囲での障害に起因した損害のみを補償します。その他の事故や障害は対象外です。
  • *「Hinemos」は、NTTデータ先端技術の提供する日本製の統合運用管理ツールです。「Hinemos」の導入のみの相談も可能です。
  • *Oracleは、Oracle Corporationおよび、その子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。
  • *その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

NTTデータ先端技術株式会社

オラクル事業部 営業担当
田村
Tel:03-5843-6897
E-Mail:axiasta-info@intellilink.co.jp