当社主催セミナー「量子コンピュータ時代のサイバーセキュリティ最前線~PQC対応と最新技術動向~」を開催(2025年3月14日)

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セミナー&イベント - 2025.02.20

     

2025年3月14日(金)に、当社主催セミナー「量子コンピュータ時代のサイバーセキュリティ最前線~PQC対応と最新技術動向~」を開催いたします。

昨今、技術の進化は目覚ましく、その影響は私たちのビジネス環境や日常生活にまで及んでいます。例えば、ChatGPTの急速な進化と普及がビジネスの在り方を大きく変えたように、量子コンピュータ技術も予測をはるかに上回るスピードで進化しています。この進化により、現在広く利用されているRSA暗号などの既存の暗号アルゴリズムが突破されるリスクが現実のものとなりつつあります。その日は突然訪れる可能性が高く、セキュリティの移行には計画と時間が必要です。
今こそ、耐量子暗号(PQC)への移行を計画し始めるべきタイミングです。また、量子コンピュータの登場を待たずとも、「Store now, decrypt later攻撃」に備え、今からPQC対応計画・準備を進めることで、将来の情報漏洩リスクを大きく低減することができます。
本セミナーでは、Googleの「Willow」を含む最新の技術動向やNIST標準化、金融庁のレギュレーションについても触れ、量子時代を見据えた具体的なセキュリティソリューションをご提案します。
特に、PQC対応の重要性やクリプトインベントリ(暗号資産・暗号通信の一覧)の作成、クリプトアジリティ(柔軟な暗号運用)の必要性を中心に、デジサート社の証明書管理プラットフォームを活用した効率的なインベントリ作成やサーバ証明書の更新自動化など、実用的な対策手法を詳しく解説します。
情報漏洩やサービス停止といったリスクを未然に防ぎ、安心して未来のビジネスを展開するために、最新のセキュリティ情報をぜひお役立てください。

こんな課題を抱える方におすすめ

  • 量子コンピュータの技術進化とその影響について知りたい
  • サイバー攻撃や既存暗号の危殆化に不安がある
  • サーバ証明書の更新作業を自動化して運用効率を高めたい
  • 暗号資産管理の効率化について知りたい
  • 金融庁の最新レギュレーションについて知りたい
  • Googleの「Willow」など新しい暗号技術について知りたい
  • PQC対応やクリプトアジリティを具体的に検討したい

開催概要

名称
量子コンピュータ時代のサイバーセキュリティ最前線
~PQC対応と最新技術動向~
日時
2025年3月14日(金)15:00~16:00
形式
オンライン開催(Webexウェビナーを予定)
  • ウェビナーID/パスワードは別途ご連絡いたします。
受講料
無料(事前登録制)
主催
株式会社NTTデータ先端技術
協力
デジサート・ジャパン合同会社
お申し込み方法
下記フォームに必須事項を記載しお申し込みください。
https://forms.office.com/r/1Y6ZjKHhHy
  • フリーアドレス、携帯キャリアやプロバイダなどの個人アドレスでのお申込みをされる場合、ご参加をお断りすることがあります。

タイムテーブル

15:05~15:25

量子コンピュータ時代の到来と暗号技術の未来

櫻井 靖史

講演者

デジサート・ジャパン合同会社
テクニカルセールス部 マネージャー
櫻井 靖史

講演内容

量子コンピュータの技術革新は予想を超えるスピードで進んでおり、従来のRSA暗号や楕円曲線暗号の脆弱性が現実的な脅威となっています。
本セッションでは、量子コンピュータの基本的な仕組みから最新技術動向までを解説し、その進化がどのようにサイバーセキュリティに影響を与えるのかを考察します。
さらに、「Store now, decrypt later」攻撃のリスクとその対策、NIST(米国国立標準技術研究所)による耐量子暗号(PQC)標準化の進展、そして金融庁の最新レギュレーションについて詳しくご紹介します。

ポイント:

  • 量子コンピュータの基本概念と最新技術の動向
  • RSA暗号の破られる現実性とサイバーセキュリティへの影響
  • 「Store now, decrypt later」攻撃とは?実際に何が危険なのか
  • NISTによるPQC標準化の最新状況と企業への影響
  • 金融庁のレギュレーションと求められる対策
15:25~15:40

デジサート社証明書管理プラットフォームで実現するセキュリティ運用の最適化

岡島 翔也

講演者

株式会社NTTデータ先端技術
セキュリティ&テクノロジーコンサルティング事業本部
セキュリティイノベーション事業部 DXセキュリティソリューション担当
岡島 翔也

講演内容

デジサート社の証明書管理プラットフォームを活用し、組織全体の証明書を一元管理することで、クリプトインベントリの作成を効率化し、運用リスクを最小限に抑える方法をご紹介します。
また、耐量子暗号時代に向けた「クリプトアジリティ」の概念を解説し、証明書の自動更新や暗号アルゴリズムの迅速な移行を可能にする仕組みについて詳しく説明します。

ポイント:

  • 証明書管理プラットフォームの活用によるクリプトインベントリ作成の自動化
  • 証明書の可視化と管理を最適化し、リスクを軽減
  • クリプトアジリティの重要性とPQC移行への備え
  • サーバ証明書の更新自動化による運用効率化
15:40~15:55

PQC時代に向けた証明書管理の実践的アプローチと導入支援

綾村 薫

講演者

株式会社NTTデータ先端技術
セキュリティ&テクノロジーコンサルティング事業本部
セキュリティイノベーション事業部 DXセキュリティソリューション担当
綾村 薫

講演内容

耐量子暗号時代を見据えた証明書管理の課題と、デジサート社の証明書管理プラットフォーム導入の具体的な手順を解説します。
さらに、NTTデータ先端技術による導入手順と支援内容をご紹介します。最後に、PQC移行に向けたコンサルティングサービスの内容について説明し、どのようにPQC対応を進めるべきかの実践的なロードマップを提案します。

ポイント:

  • デジサート社証明書管理プラットフォームの導入ステップと運用サポート
  • NTTデータ先端技術による導入支援内容
  • PQC移行に向けた具体的な準備とコンサルティングサービスのご紹介
  • 企業のシステムにおける耐量子暗号対応のロードマップ
  • プログラム、タイトルは、予告なく変更される場合があります。
  • 文中の商品名、会社名、団体名は、一般に各社の商標または登録商標です。